☆連休&リモート対策のお話です、不定期でアップする予定です
お話の最後に お願いがあります…!



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〈O〉


  高校に入って 数ヶ月が経った…

家から少し離れてる学校…


だから、遅刻が多かったり たまにサボったりしてしまう…


元々 この学校に決めた訳は…

幼なじみの家が この学校の目の前のマンションだから…


滑り止めに受けた高校だった

本命は、幼なじみが通ってる高校を受けた

本命は 落ちたけど、こっちの高校のが良かったのかも…?


僕は、その幼なじみの姉弟が 小さい頃から 大好きだった


母ちゃん同士が 学生時代の親友で 幼稚園 小学生の頃は 家も 今ほど 離れてなくて 時々 行き来していた


2つ上の雅美ちゃん、可愛くて優しくて 会った時は 一緒に遊んでくれた

1つ上のマー君こと 雅紀くんも優しくて面白くて… 

一人っ子の僕は その頃 本気で この二人がお兄ちゃんお姉ちゃんだったら いいのにって思っていた


二人とも 大好きだけど、僕の初恋は マー君だったりする


だから、高校も選んだ理由は マー君が通ってるから、マー君の家の傍だから…


でも 中学生になる前に、マー君達一家は 引っ越してしまって…


引っ越し先のマンションにも母ちゃんに連れられて、 遊びに行ったことはあったけど、二人とも その時は いなくて…


だから、中学生の頃は ほとんど二人に会えてない…

一度だけ、父ちゃんが 小6の僕とマー君とマー君の友達をボーリングに連れて行ってくれたことがある

中1のマー君と マー君の友達が 1つしか歳が変わらないのに ずいぶん 大人っぽく思えた…



高1になった今、マー君に対しての恋心?的なのは薄れていたけれど…


それでも 小さい頃の時みたいに、仲良く出来たらいいのにって 思っていた…



その日も 学校には向かっていたけど 遅刻は決定的… だから、そんなに急ぐこともなく駅まで歩いてた


電車に乗り込んだ時に 雨が降ってきた

ゲッ…傘 持ってきてないよ…帰ろうかな…

電車に乗っちゃったから とりあえず行くか…


10分くらいで駅に着く、そこから 今度はバスに乗り換えて15分位…バス停から 学校まで 徒歩5分


電車やバスの待ち時間や、歩く時間 含めて 1時間くらい かかる


中学校が 家から 歩いて5分 かからなかったから、通学に 1時間ってのが えらく遠く感じた


もお バスに乗り換える頃には 土砂降りで…これは 帰っても 行っても ずぶ濡れだな…と そのまま 学校に向かうことにした


学校の前まで 来たのはいいけど、制服もびしょびしょで… やっぱり 帰りたい気分だったけど…


ふと 母ちゃんに聞いた 姉弟の情報を思い出す…


マー君は 僕が 落ちた高校に通ってるけど、雅美ちゃんは 美容師の学校に1年行って、今は美容師の見習いをしてるって…


その日は火曜日だった… 自分が行ってる美容院や 近所の床屋は 火曜日休みだった…


もしかして…今日…家に 居たりする?


行ってみる…?

僕のこと…覚えてるかな…?



このどしゃ降りで…マー君も学校 休んでたりしないかな… って、僕みたいに サボったりは しないのかな…

とにかく もお 学校には 行く気になれないし…
行っちゃお…留守だったら、また その時 考えれば いいや…


え~と…確か 5階だったっけ…

エレベーターに乗り 5階に向かう

相葉…表札が 出てた!


久しぶりだから 少し緊張するな…

玄関先で 深呼吸して…

インターホンを 押してみる


いるかな…?


少ししたら ドア向こうから ドタドタって 足音が聞こえた


あ、誰か いる! 雅美ちゃん?


ドアが開けられた


え?!


誰?男の人…だけど…マー君じゃない…


あ!雅美ちゃんの 彼氏?


「あんた 誰だよ?」


それ…こっちのセリフだし…あ、でも 僕の 名前 言っても わかんないよね…


「あの… 雅美ちゃん…か、マー君 いますか?」


「え?二人の知り合い?」


「あ…はい…」


「びしょ濡れじゃん、とにかく 上がりなよ」


「あ…えっと…」


「寒いから 早く 入って」


「は、はいっ…」


「姉ちゃんの部屋、そこ」


「あ…うん…」


「部屋入る前に、これで 拭きなよ」


タオルを渡される


「あ…りがとお」


「いいえ」


雅美ちゃんのことを 姉ちゃんって呼んでるってことは…彼氏ではない…?マー君の友達かな?


父ちゃんにボーリング連れていってもらった時に… いたのかな…?ちょっと覚えてないな…


まあ…いいか


雅美ちゃんの部屋をノックする


「は~い」


ドアを開けて 顔だけ 出して…


「…こんにちは…」


「あ~!智ちゃん!久しぶり~!入って入って」


「あ、おじゃまします…」


「座って座って」


「あ…はい…」


「あ、濡れてるじゃない、風邪ひくからシャワー浴びておいで」

「え…」

「雅紀のスウェット貸すから…あ、私のやつのがサイズ的に 合うかな…」


「え…あの…」


はいっ て雅美ちゃんのスウェットを渡されて 浴室に 連れていかれる


「とりあえず、シャワー浴びて、ねっ!」

「あ…うん…」


まあ…とりあえず…僕のこと 覚えててくれたみたいで 良かった…




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読んでくださった方にお願いがあります

下記の質問に お答えくださいませんか?

質問は1度だけです…

これだけ 迷って 話が 進まないので…(^^;

ご協力 お願いいたします…!



このお話も、お山のお話なのですけど…
翔くんの登場は 少し あとになります…

その翔くんを どこでどのように登場させるか迷ってます…!

そこで、読んでくださる方に 決めていただこうかと…

候補は3つです…

コメント苦手な方も いるかと存じますが…
一言  AとかBをポチっとしていただけたら…と思います…


A  同じ高校の別の クラスで、高2で同じクラスになって 仲良くなっていく

B しぶしぶ 連れていかれたコンパで、少し年上の 翔くんに出会う(4つ位)

C  通学の電車で 一緒になる、別の高校に通う翔くん(この場合は1つ下になります)



この3つです…翔くんと出会うのは少し先ですが… 妄想では もう出会うところで、この3パターンの 出会いで ぐるぐるしてます…

選ばれなかったのは、たぶん、また いつか 別のお話で 使われることになります…(笑)


面倒だとは、思いますがご協力くださいますよう よろしくお願いいたします!m(__)m

期限とか 決めた方が いいのかな…

翔くんの登場 少し先なので…

2~3日くらい?

いったん別の お話を 1つ上げて、次の日に 
『Days』の 2話目を上げた時点で 締め切らせていただきますね…

めんどうな お願いして申し訳ないです…!


どうかどうか ご協力ください…!


お願いいたします…!