友達が、

「ウチの近所におばあちゃんの占い師がいるらしい」



「何年か前に知り合いが行った」



何年か前におばあちゃんだった場合、既に・・・・。

「とりあえず、行ってみない?」


「いいけど、既にこの世には・・・」


居ました。(現世に)



何せ、連絡先がわからず、

手がかりは「タバコ屋の隣の隣のボロイ家」

ありました。

そうであろう。ボロイ家。


玄関にベルは無。

しかし、外まで聞こえる大音量のTV音

こ、これは相当、耳が遠いなと思い。


ガラガラと戸を開けて入ってみました。


あの、アニメキャラが存在したのです。


占いババ ドラゴンボール 亀仙人のお姉ちゃん)

「あ、あの~う、占いを・・・」


「どうぞ上がって」


不衛生極まりないお部屋・・・。


昔、飛び込みの営業をしていた時によく嗅いだ匂い。

(この人には絶対売れると思いました。)



とりあえず、足の悪い占いババ。

座布団はソコにあるから敷けと言う。


生年月日と名前を書いて。


生年月日は昭和で書けと。

西洋(西暦)はわからないから。


まず、私から。


聞きたい事を言って答えてくれるタイプではありません。

なので占いババは勝手に話し始めます。


一言目

「仕事は辞めないで行きなさい」

「嫌な事があっても、気にしないでいいの」

「アンタは細かい事をすぐ気にするタイプで飽きっぽい」


・・・・当たってるのか。

仕事辞めようか迷ってると一言も言ってないのに。


ほ~う・・・と私がうなづくと、

更に占いババはしゃべり続ける。


それも、占いに関係のない、世間話を。

かれこれ20分、私の占いはどうなったのか、


そして、二言目

「彼氏は真面目だね」

「彼氏の親も親戚もみんな育ちがいいから教養を高めなさい」

「この本あげる」


『なぜ、生きる』という本をいただきました。


「この本は哲学っぽいけど」

「なんでもいいから本読みしなさい」


そして、占いに関係のない、世間話を始める。


そんなのの繰り返しで

占いババの世間話が80%を占める占いが続く。


なので、占いというか、

もはや、ボランティア感覚で、

占いババの話を聞く。


「私は結婚しなかったの」


その30分後には

「旦那と運送屋をやってたの」


その15分後には

「娘は東京にいるの」



結婚してんじゃねぇか。



そして、友達の番。

同じように、世間話の隙間に占う。


もう、当たってるか当たってないか

ワカリマセン。


聞いた内容もほぼ、

世間話のおかげで忘れたし。


やっと、世間話が終わり帰れる事に

お金を払おうとすると

「商売でやってるワケじゃないからいいよ」


そりゃ、そうだよ。

こっちがお金貰いたいくらいだ・・・


そう思った時

「気持ちでいいのよ・・・・」


気持ちはマイナスでしたが、

ボランティアと思い、千円払ってきました。



興味のある方は是非。