M-1グランプリ敗者復活戦の会場で生観戦と決勝戦のパブリックビューイングを見に行ってきました
現地で観戦するのはだいぶ久しぶりで、M-1グランプリが復活してから敗者復活戦の会場で決勝戦を全部見ることはできなかったので(途中で撤収される為)、個人的には応募はしてなかったのですが、今年は最後まで見れるということで即応募したら当選しまして、ありがたいことに現地で観覧させてもらいました








開場前に配信前のトータルテンボスと山之内すずさん、スーパーマラドーナ武智さんが普通にスタッフさんと一緒に通りすぎていってビックリしましたね(笑)
*写真NGとスタッフさんがプレート持ってたのでもちろん撮ってません







会場内を見渡して最初に思ったのが『敗者感がない会場』でしたw
普通に豪華なお笑いライブって印象




席には日清食品さんからどん兵衛が👀‼️
本当にありがとうございます😄


そ、そして





席は前日に知ったのですが、そもそも前の方だったのでその事にも驚きましたが、まさか会場審査員もやることになるとは思っても見なかったのでビックリしました👀‼️

審査方法を見てみると10秒で判断してボタンを押さないといけないということ

10秒となるとキャラ、ボケ数、ウケ量、熱量とかももちろん判断材料にはなるでしょうけど、本当に印象になってくるな…とか思いながら審査させてもらいましたが、やはり審査は難しかったです

自分の中で比べた時にウケ量が同じだったり、しかも芸風が違いすぎて比べるのが難しかったり、最後の最後まで悩んで押したこともありました
もちろん他の会場審査員さんはどういう基準で押したのかも分かりませんし、自分が面白いと判断したコンビが敗退したりもしましたが、ただ一つ言えるのは『なんでこのコンビが上がったんだ?』みたいなことは一度も思いませんでした

現地で観てる方とテレビや配信等で見てる方とでは印象が違うということは分かりますし、全員が納得はしないでしょうけど、Cブロックの勝者であるシシガシラが最終的には決勝戦に駒を進めましたが、Aブロック勝者のヘンダーソン、Bブロック勝者のナイチンゲールダンスに対しても『あの会場で観客の心を掴んだコンビ』であることは間違いなかったです

Aブロック勝者のヘンダーソンはラストイヤーとしての熱量と気迫が物凄かった
それもあってウケも凄く良かったし、応援していたコンビの一組だったので本当に嬉しかった

Bブロック勝者のナイチンゲールダンスはとにかくボケ数でだんだん盛り上がっていっているのが感覚で分かるくらいウケてました

Cブロック勝者のシシガシラは必要最低限のフレーズをお客さんに伝えて、後は必要以上にツッコまずに表情としぐさでお客さんと共有することで一体感にさせるテクニックが素晴らしく観客の心を掴んでましたね

マヂカルラブリー野田さんが本番で『今までの敗者復活戦は何だったんだ?』と触れてましたけど、以前のような国民投票だったらこの結果にはなってなくて、少なくともシシガシラは行けてないだろうなと思います
元々三票制度は個人的には反対だったので、今回もこの制度だったら、三票に一票はロングコートダディ、オズワルド辺りは票を投じていたでしょうからね
今回そういうこともなく、単純明快になったのは良かったなと参加して思いました


もちろん問題点はあると思います
ブロック分けての1組ずつの対決方式だと、必ずしもそうではなかったですが後半が有利になりやすいという印象は拭えない
 


↑ヘンダーソンも指摘してましたがカメラワークの問題もありました
公平性を保つ為にも会場の大画面だけでも固定カメラにする配慮はあっても良かったんじゃないかな?とは感じました

まあ完璧な審査方法はないと思いますが、M-1グランプリは芸人ファーストの大会ですから、来年は今年の問題点を少しでも改善してくれると信じたいです


あと準決勝に出場していた他の漫才師に対して簡単に触れますね

Aブロック
○ぎょうぶは題材としてアレやけど(苦笑)、でも話の展開は凄く面白かった
○ロングコートダディの大喜利からの伏線回収は本当にキレイ
○20世紀は会場大きく使った動きと世界観は個人的に好き
○ママタルトはボケの動きとツッコミの声が良いよね😊ワードセンスもあるし、決勝戦で漫才してる姿を見てみたい

Bブロック
○鬼としむちゃむは見た目完全にキワモノなのに、しゃべくり漫才してるってだけでそこだけでもう面白いよね(笑)
○トムブラウンの『まだこの流れ続けるの?w』という気持ちにさせるのは本当に中毒性があるしスゴいと思うけど、落ちても納得できる(笑)
○エバースは本当に見つけたって感じだったし、トムブラウンの流れを止めてくれただけでも称賛モノです(笑)ネタとしての完成度はメチャクチャ高いと思ったので、来年とか決勝あり得るよ絶対に
○オズワルドは健闘を称えたいと思います、ナイチンゲールダンスとの差なんてほぼなかったと思うから

Cブロック
○ダイタクは器用過ぎるというか、安定感がスゴい
○ななまがりはフレーズだけじゃなくて、キャラや情景が見えるのはやっぱり見せ方が上手いんだなと改めて感じる
○バッテリィズは『反論するバカは面白い』というのをまさに体現してると思うし、言い分に納得感があるのが良い(笑)
○フースーヤに何も言うことはございません(笑)、一言言うならその道を貫きなさい(笑)


久しぶりに会場で生で敗者復活戦を見れたこと、会場の臨場感やお客さんとの一体感を久しぶりに体験できて凄く盛り上がりましたし、良い経験をさせていただきました
また来年もチケット取れたらいいなと思います

あと皆言ってたけど、本当に屋外は嫌だったんだね(苦笑)
まあ気持ちは物凄く分かりますが(笑)
個人的には例え演出と言われようとも、『一度負けた敗者がやりにくい環境下で笑いを取る』というのは良いスパイスになると思ってたので、今までの環境は決して悪いものだとは思いません
ただM-1は芸人ファーストというのもありますが、時代の流れとかSNSの意見とかを聞くと圧倒的に反対意見が多いので変えざるを得ない部分はあったんだろうなと思います
寒いなかでの芸人とお客さんの一体感も良かったと思ってるのですが、屋内でもそれが全くなかったわけでもないので、来年もこの形になるんだと思いますが、できたら以前大井競馬場のように大勢のお客さんと一緒に見れる環境になれたら最高ですが(笑)


長々と書きましたが、ここまで読んでいただけてありがとうございました
簡単にまとめられたらいいんでしょうけど、なかなか難しいですし、本来ならX(旧Twitter)のスペースとかで喋った方がいいんでしょうけど、人前で喋るなんて自分には難しいので、こういう形にさせてもらいました
決勝戦はパブリックビューイングで見たので、決勝戦の感想は書くかどうかはちょっと分かりませんが、書けたら見ていただけるとありがたいです😄