20代前半から、生理不順でした。

1年ほど生理がこないことも何度かあったり。

でも、その当時は、むしろ血が出なくて、ラッキーみたいな感じで捉えていて、全く問題だと思っていませんでした絶望

 

日本にいた時には、産婦人科医に行ったこともありませんでした。

産婦人科医は妊婦さんだけが通うところだと思っていたので驚き

母にちょっと相談した時も、母も昔、生理不順だったけど、私を妊娠出産したら治ったとかいってたしニヤニヤ

今思えば、ちゃんとした性教育がされていなかったなぁと、反省ばかりです汗うさぎ

 

20代後半から、ピルを飲むようになったので、生理不順とかは関係のない生活に。

結婚してから半年後ほどで、そろそろ妊活始めようかという気になり、ピルをやめることに。

色々妊活情報を読んでいると、どうやら、基礎体温や家でできる尿検査で排卵日を調べたりできると爆笑

さて、ここで問題発覚です。

私、基礎体温測っても、全く低温期と高温期が分かれません。

尿検査しても、LHの値がガクガクしていて、全くピークが見えません笑い泣き

そして、生理が定期的にきません笑い泣き

 

そんなこんなで半年ほど過ぎて、2024年を迎えました。

2023年末の保険の選択で、もう少しカバーを増やしてくれる、少しいい保険(Kaiser)に切り替えて、2024年はちゃんとOBGYNの先生に相談して、必要なテストや治療を受けようと決心しました。

OBGYNの先生に年始で相談させてもらって、自分の生理不順の経験やLH値のグラフなどを見せたら、すぐにFertility Clinicにリファーラルしてもらいました。

同時に、大量の血液検査と、旦那のサンプル検査もオーダーされました。

実は、旦那はKaiser外の違う保険に入ってたので、この検査は保険対象外に煽り

事前に知ってたら、旦那もKaiserにしてたのにぐすん

 

Kaiserさんのありがたいところは、担当医が血液検査などのLab workをオーダーしたら、どこのKaiserでも血液を取ってもらいにいけることです。

いろんな作業が分担されていて、なかなか効率化されてる印象を受けました。

血液を取ってもらったら、その日の夜や次の日にすぐに結果がアプリで見れるのもありがたい爆笑

 

2週間ほどのちにFertility clinicを初訪問して、卵巣の様子をultrasoundで見てもらいました。

 

私の血液検査とultrasound、旦那のサンプル検査の結果が全てで揃っ他の地に、1月末にFertility clinicの担当医さんと旦那と3人揃ってvideo chat.

旦那さんは結構精子の質を心配していたようですが、ありがたいことにすごく元気でした。

そして、やはり問題は私の生理不順。

典型的なPCOSです。

PCOSは糖尿病や肥満と強い繋がりがあるようですが、幸いなことに私はそれではないよう。

ただ、異常に高いAMHと男性ホルモンのandrogen。

Ultrasoundでも、沢山の卵がぎゅうぎゅうに詰まった卵巣が確認されました。

 

治療の第一歩は、私の生理周期を正して、ちゃんとovulateさせること。

私が処方されたのはLetrozoleとovidrelでした。

Letrozoleは元々breast cancerの治療薬として開発されたお薬なのですが、副作用としてovulationが誘発されることが発見されたようで、今はPCOSの治療に広く使われているお薬のようです。

これは経口薬なので、生理の途中から5日ほど飲むだけで、楽でした。

生理が始まって2週間後ほどでultrasoundの予約が入れられて、卵巣での卵の成長具合を確認してもらいます。

ちゃんと卵がいい大きさに育っているのが確認されたら、次に投与するのがOvidrel。

こちらは、初体験の、自己注射です。

おへそのすぐ横の脂肪の部分に、自分で注射をするタイプのお薬。

やる前は少し怖かったですが、ちゃんと指示通りにやってみると、結構あっさりできて、びっくりでした。

注射の針も細くて、本当にちくっとするだけ。

傷跡も後遺症も何もなく、簡単に投与できました。

こちらのお薬は卵子の成長をさらに促進させて、卵巣から卵管へ排出するのを促してくれるものです。

 

このovulation誘発とタイミング法を何回か繰り返していく予定ですキラキラ

 

ちなみに、1周期めは卵子がうまく成長してくれたのですが、2周期めでなぜか卵子の成長が止まってしまうという事態が発生したり滝汗

卵子の成長が遅い時は、2日にいっぺんの頻度でultrasoundをしにいかなくてはいけないので、結構病院通いが大変でした汗うさぎ

近場のFertility clinicにしておいてよかったです。

 

幸運なことに今まで大きな病気に罹ったことがなく、薬のお世話になることがありませんでした。

実は、自分のお仕事が、薬を開発する側。

今回、初めて、普段開発しているようなお薬がどうやって患者に使われているのかを身をもって体験できて、変な感動を味わっていますニコニコ

自分の体が思うような働きをしてくれない時に、それを解決してくれる薬があるって、本当にありがたい!