新薬治験から新たな治療開始までいろいろな事がありすぎた。


11月25日に見つかった脳転移。

現在の病院では、脳外科と機械が無く、他の病院を紹介頂くことになり、診察。

12月2日に脳MRI  

12月5日に診察 脳転移5個 病院紹介

12月7日に紹介先で診察 ガンマナイフ治療確定

12月9日から入院 治療用マスク作成

12月12日から治療開始

12月19日に退院

12月21日から新たなホルモン治療開始


新たな治療再開までのスケジュール。

 

脳転移と肝臓の憎悪に落ち込んでる状況では無いぐらい、次の治療に向けて、各病院の先生や看護師さん、家族、会社の上司、仲間、友人の助けによって、最速で全ての事が進んだ。周りの方の協力が無ければこんなに早く治療再開まで進める事が出来なかった。本当に有難い。感謝。




12月9日、入院で来週からのガンマナイフ治療の為の脳MRI、CT、治療用固定マスク、枕作成。一通り終えて部屋で休憩。



前日より、胸が苦しくて身体が辛いという母の通院付き添いの弟からクリニックの診察で心臓肥大かも?と大学病院に向かうと連絡があり。


弟から「母がやばい!心臓のべんが大動脈解離しかかってて、急遽手術になるかも、命が危ない」母のところに帰りたいと。先生もすぐに来てくれたが、治療をできれば優先すべき。ネットで調べれば、調べるほど良い事は書いて無い。


弟からの連絡。緊急手術になったと。


センター長が「状況が状況だから一時退院で帰っていい」と許可をしてくれた。「月曜日の治療予定で、戻ってきてから、治療開始。場合によっては、予定変更相談しましょう。まだ12月で治療できるから」と送り出してくれた。


転移は、最終的に6個だった、、

ガンマナイフ治療可能とのこと。


旦那さんと名古屋に到着。

父と弟夫婦と合流して、母の手術が終わるのを待った。今日は、母の誕生日。

「きっと生まれ変わる!お母さんは大丈夫!」と声に何度も出して。


母は、戻って来た!!!

7時間の手術を終えて!!

77歳と1日!

良く頑張った、本当に強い母です。

胃がん、脳梗塞、腸閉塞と大病から復活する母。

本当に凄い。

家族全員で抱き合って泣いた。


ICUに呼ばれた。

母の顔が見ることができた。先生からの説明。

大動脈乖離で大きく裂けていたと、本来なら戻らない人が半分。母は、避けた血管に瘡蓋が出来ていて出血が少量だった事が幸いしたのと、処置が早かったこと、心臓がすぐに動き出したなど、、本当に運の強い人だ。今日は、まず成功。但し、この後の合併症などは、もうひとつ山を越えなくてはいけない。翌日は、まだ目覚めさせていないが、面会に来てもらえれば、説明します。


11時に面会に行った。

寝ているはずの母が、目覚めていた。

話もできた。

「先生本当に有難うございます。今回は、私本当にダメだと思った、、」と話す母。

きっと怖かっただろうな。

暖かい手が力強く握り返してくれた。

心配された脳障害も手も足も意識も問題無し。

順調に回復。このまま良ければ、来週から一般病棟にと言われた。


「今度は、あなたの番だね。お母さんの子だから大丈夫!頑張れ!」





すべての方にありがとう。


母の一報を聞いた私を支えてくれた看護師さん

一時退院させてくれた先生方


母の執刀をしてくれた先生方


愛する私の家族

支えてくれた友人


私に生きる力を見せてくれた母

私もお母さんの子だから、きっと大丈夫だね!



私も母を追っかけて、reborn!!