先日ホノルルマラソンも終わり、
いよいよ年末も近づいてきました。
お正月休みに向けて皆様お忙しい
毎日をお過ごしの事と思います。
体調には十分お気をつけください。
さて、最近弊社にご相談にいらっしゃる方々から
質問される中で多いのが
「リセール物件は本当に大丈夫なのか?」
について、書きたいと思います。
元々、タイムシェアにご興味があり、
タイムシェアのことは色々と調べていて
もちろんリセールの事もご存知でいらっしゃるけれども
せっかくハワイに来たのだからと
リゾート会社のタイムシェア説明会に参加し、
その時にリセールの話をすると、
『リゾート会社の説明会で
「リセール物件は、ローンが残っていたり、
管理費の未払いがあるものをそのまま売りつけられる」
と言われたのですが?』
というような相談を最近多く受けます。
リセールのことをよく調べていただいている方は
既によーくご存知だと思いますが、
ローンが残っている物件、又は管理費が未払いの物件が
そのまま新しい買主様に登記されることはあり得ません (^0^)
通常の不動産の売買と同じで
「エスクロー」が必ず入ります。
エスクローの役目とは
※エスクロー会社:
不動産売買取引の手続きを専門に扱う州政府公認の会社。買い手と売り手の間で公正に名義変更書類作成、タイトル保険、売買代金の管理と決済まで代行するた
め、安心して契約をすすめることができるアメリカのシステム。不動産会社は、このエスクロー会社と買い手(売り手)の間で手続きが滞りなく進めるよう仲介
をします。
※タイトル保険:
タイトル(名義)保険をつけることで、何らかの欠陥があった場合でもタイトル保険会社がその損害の補償をするというもの。買い手に不利益が発生しないための保険。
・日本で言う司法書士の様な役割をしており、
売却主様の権利書を元に物件調査をし、
その物件調査内容には、管理費の未納が無いかや
ローンの残債がないかも調べます。
万が一、管理費の未納やローンの残債があった場合は
売却主様が残債を完済しない限り手続きは進みません。
完済できない場合、契約不履行となり、
買主様からお預かりしている頭金は全額返済されます。
(この頭金を預かるのもエスクローの役目です。)
・売買取引がされている物件になんの遜色もなければ
契約内容をリゾート会社に報告します。
その際に、リゾート会社によっては、
「第一先取り特権」を行使する場合もあります。
第一先取特権とは:
第一先取特権を有するリゾート
(ヒルトン、マリオット、ディズニー、ウエスティン等)
が、エスクローからの報告の売買取引価格審査をし、
非常に低い価格や特別な一部物件を購入希望者に
変わって買い取ることができる権利。
第一先取特権が行使された場合、その物件の購入はできま
せんが、頭金は全額払い戻しされます。
いかがですか?
以上をご理解いただけると、
「リセール物件に穴がある」
なんてあり得ないことが
よーくお分りいただけたと思います。
タイムシェアの説明会に行くと
「ローンが残っている物件を買わされる」
「管理費が未払いの物件を買わされる」
なんて、聞かされることもあるかもしれませんが
(説明会で全ての担当の方がこう言った事を言うわけではありません、念の為)
ハワイ州の不動産の資格を持って、
そしてエスクローを通して手続きを進めている
会社を通していただければ安心してご購入いただけます。
また、先日あるリゾート会社の説明会に行かれた方が
「リセールは、架空物件を売っている」
と言われたそうです....
この件については、
「リセール物件は大丈夫なの? パート2」
でご案内しますね。
今日も読んでくださってありがとうございますm(_ _)m
Mahalo~
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