憧れの領域というものがあります。
関係者以外は立ち入ることが叶わない関西将棋会館の三階以上の階層が、まさに、その領域だと思います。
関西将棋会館は五階建て。
その最上階の対局室のひとつに
御上段(おんじょうだん)
という対局室があります。
そこには十四世名人から十七世名人迄の4人が筆を取られた掛け軸が掛けられています。
聞いたことはあるとしても
漢字で書くとなれば直ぐには書けない
法り(のっとり)
お手本にする
模範にする
という意味合いですが尊い漢字だと思います。
先述した掛け軸は