那珂湊駅に着いて、大洗へ向かうバスの出発まで、19分もある。
ゆとりでホームで写真を撮ってから改札を出た。
もの珍しくて、駅の待合室と駅前を何回もうろうろしたり、各種チラシを手に取ったり、湊線グッズを見たり・・・。
それでも、数分しかつぶせないので、最後は、待合室のベンチに座ってみる。
バスは午前8時ちょうど発。
3分前には、バス停にひとり、立ってみる。
少し先で、客待ちのタクシー運転手たちがくっちゃべっているが、商売っ気はまるでない。
知らない土地で路線バスに乗るのは、いつも緊張する。
バス停がすぐ見つかるか、とか、本当にこの系統でいいのか、だとか、猜疑心のかたまりになる。
駅舎横の線路沿いが、バス駐車場になっていて、路線バスが止まっているのが見えている。
でも、出発時間間際だというのに、始発だというのに、誰もいなさすぎる。
もしかして、ここ、降車場?乗り場はあっち?
もしかして、湊線グッズを見ている間に、もう行ってしまった?
・・・なんて、どんどん不安になってくる。
もしや、乗換案内が間違ってた?
これはもう、立ち話で盛り上がっているタクシーの運転手を一人捕まえて、神社に向かわないとダメ?
あーだこーだ考えていると、8時になるのを待って、やっとバスが駐車場から出て来た。
ある意味、あくせくしていない、こののんびりとした空気が心地よい。
そして、地元の小学生による絵が描かれたバスは、わたし一人だけを乗せて出発。
茨城交通 50 茨大前営業所行き 那珂湊08:00発
ここでもSuicaは使えないが、QRは使える。
数えてみたら、那珂湊を発車して、大洗神社前は、15個目の停留所だけれど、途中、おばあさんを一人乗せただけなので、ものの10分もかからずに到着。
一の鳥居は離れた場所にあり、バス到着地点の都合で、二の鳥居からスタート。
青い空に映える、巨大な白い鳥居と、真っ直ぐな階段に圧倒される。
まずは、海側に渡って、上磯の鳥居を拝むことにした。
神磯の鳥居
この鳥居の向かいにあるホテル「魚雷庵」と「大洗美術館」の間の路地を抜ければ、そこはもう海。
荒磯に佇む鳥居が見えてくると、なんとも言えない感激が・・・。
東日本大震災のとき、4mの津波にも耐えたと言う、その強さ!
海が荒れ狂っていなくても、その存在は、圧巻である。
そうは言っても、もっとザバザバにならないかな〜、って思うのが人情。
事前に潮汐表を調べて来たが、この日の干潮は8時過ぎだったので、大荒れにでもならない限り、波ざぶーんは無理とわかっていた。
それでも飽きずに眺め続けていたら、あっという間に8時20分。
本殿側に移動だ。
大洗磯前神社
鳥居をくぐれば狛犬さん、あ。
狛犬さん、うん。
狛犬の前に石を積んで、ケルン状態になっているのを初めて見たように思う。
そして、急な階段を一気に上がる。降りる時、怖そう。
手水舎。
拝殿。中では朝のお勤めが行われていた。
見上げれば龍。
拝殿の装飾が、カラフルで綺麗。
鳥の透かし彫りがたくさんあって、ひとつひとつじっくり眺めたいが、次々と参拝者が来るので、写真だけパパっと撮る。
雑な感じになった。
左右には、カエルたち。
8時半前なのに、もうお守りは綺麗に並べられていたので、社務所に近づいてみる。
「(御朱印を書く人が)まだお勤め中なので、8時半以降になるけれど、10分後にはお渡しできる」と、御朱印帳を預かってくれた。
期せずして1番乗り。
境内をぶらぶら歩いていると、林の中からウグイスの囀りが聞こえてくる。
随神門の前には、備前焼(!)の狛犬
ウグイス、見えないかな、って目を凝らすが、見えない。
見えるのは、Google lensによればヒヨドリだけ。毒なヤツデ上で何やらゴソゴソしてるけれど、大丈夫なんだろうか?
境内の中にある、御嶽神社。桜と新緑が心地よい。
もう一つ、カエル。
そして、ちょうど良い頃合いとなり、御朱印をいただく。
神社の方針で、書き置きはなく、全て御朱印帳に記入してくれる仕組みだ。
ありがたい。
そして、急な階段を降りて、再び神磯の鳥居を拝む。
先ほどよりは、若干、波が高くなっていた。
ネモフィラをあきらめて、水族館をゆっくり見た後、1時台の満潮に戻ってくることも考えたが、調べたバス移動を全て練り直すのも大変そうなので、今回はこの程度で。
いつか「魚雷庵」に泊まって、じっくり鳥居を眺めたいと思う。
詰めが甘くて、一の鳥居も通過していなければ、拝殿だけで喜んで、本殿にも行けていないから、いつの日か、また。
見下ろすなや、な感じのカモメが頭上を通過してゆく。
大洗町循環バス 大洗神社下09:05 アクアワールド大洗9:10
神磯の鳥居は名残惜しいが、水族館のオープンは午前9時。
9時5分発で、アクアワールド大洗に行ける循環バスがあるのでバス停に戻る。
そして、9時5分ジャストに、ミニバスが来た。たったの100円、良心的。
さあ、サメサメな水族館へ!
































