年末ですね。あと1日ちょっとで2021年も終わりですが、2ヶ月前に行ってきた

燕岳のトレッキングレポです^^;

 

10月末、アルプスは少し前に雪が降ったので、高いところは雪景色。

雪山登山はしないつもりなので、10月初旬に涸沢カールに行けたので

それで今年のアルプスは終わりだと思ってました。

 

10月末にいい天気だったら、どこか登りに行こうと考えていて、アルプスは

積雪なので除外で考えていて、当初は岐阜県の大日岳を計画していました。

岐阜からだったら、雪をかぶったアルプスが見えるし、ちょうど紅葉に

いいかな?と思っていました。

しかし、相方が突然「燕岳に行こう」と言い出し、持ち物とか色々考えるのが

面倒だったり、ポンプのカニューレどこに付けてたか?とか色々もやもや・・・

以前、燕岳に行きたいと私が言い出したときは「遠いから無理」と言っていた

のに、急に計画変更。

冬山仕様の道具は持っていなかったので、直近に燕岳に登られた方のレポを

探して登山道の様子を見て、行けるかも・・・。

天気も良さそうだし、低気圧も来なさそうなので、天気が崩れる可能性も

少なさそう・・・と悩んだ結果、燕岳にしました。

燕岳は「北アルプス三大急登」の一つで、登山口からの標高差1,287m

でも、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチとあり

休憩ポイントがあって、登りやすい山です。

今回は、山小屋1泊の予定なので30Lのグレゴリーのリュックです。

テント泊では入りきらないし、日帰りでは最近は28Lのマーモットのリュック

なので、久々に使ったリュックです。

富士見ベンチだけど、ガスガスになって富士山なんて見えないやん・・・

ホントにここから富士山なんて見えるんだろうか?と上りでは思ってました。

合戦小屋に着いてもガスガス。時々青空も見えるけど、朝のいい天気は

どこに行ったの~?って。

ここから燕山荘に電話をかけて、今日泊まれるか確認しました。

一応平日(金曜)なので、空いてました。個室希望で今から向かいますと

連絡して、ちょっと休憩。

合戦小屋は、夏はスイカが食べられることで有名ですが、冬はお汁粉に

なっていました。

私はお昼もかねて、おでんを食べました。

ここからチェーンスパイクを着けて登ります。

合戦尾根を登っていくと、だんだんガスが取れてきて、青空が見えてきました。

ガスがとれると、あれは!槍ヶ岳!?

陽が出てくると、大分暖かくなってきましたが、標高が上がるのでとりあえず

カッパを履いて防寒対策。

槍ヶ岳がキレイに見えてきました!

大天井?かな?大天荘?も見えてます。

振り返ると富士山も見えてるし!
30Lのリュック、私が背負うと小さいですねぇ(笑)

燕山荘が見えてきました。青空です!テンションが上がるんですけど

冬道で急登の階段を登らないといけないようです・・・。

う~~~、こんな急なところを最後に登るなんて、知らなかったです・・・。

夏道はもっと巻いて距離は長くなるけど、緩やかに登って行きます。

テント場から入って燕山荘に行く道のようですが、冬道は燕山荘の裏側?

からの登りになります。

燕山荘に到着。
受付を済ませ、晩ご飯までにちょっと写真を撮りに。

燕岳は、次の日の朝に登ることにしました。

山の上に何か光ってると思ってズームにしたら、美ヶ原の鉄塔でした。

上下ダウンを着込んでます。

山荘の中は、食堂の前の廊下はストーブが付いていましたが、それ以外は

ついていなく、めちゃ寒い。

部屋もめちゃ寒い。ダウン着ても布団を敷いて入っても寒い。

部屋の窓から撮ったトワイライト。

寒くて外に出て写真撮る気になれませんでした。しんどかったし^^;

テント泊してる人も居たし、この夕暮れを撮るために外でカメラを構えてる人も

居ました。

晩ご飯は17時半。

チーズインハンバーグでした。

ご飯とお味噌汁は、おかわり自由です。ご飯も自分で入れるので量の調整

もしやすくて良かったです。

もうすぐシーズンが終わるので、水が少ないため、洗い物が出来ない

とのことで、お皿は紙皿になっていました。

 

燕山荘は女性に人気があると聞いていました。

山小屋だけど、トイレは男性と女性と別れています。(入り口だけ)

簡易式の水洗になっているので、涸沢や横尾の山荘と比べたら、雲泥の差。

ニオイも殆どなく、とても綺麗でした。

大部屋と言われてるけど、2人が入れるカプセルホテルのような部屋で

前はカーテンですが、とりあえず他人とは仕切られてる部屋もあり、雑魚寝

の山小屋とは違います。

私は白馬山荘と燕山荘しか泊ってませんが、どちらも個室をとりました。

白馬山荘は、2畳ほどの狭い個室でしたが、燕山荘はちゃぶ台もあり4畳半くらい

の部屋でした。カーテンもあったし。

でも暖房とかないので、寒いのなんの。

食堂の前にお湯が置いてあったので、ペットボトルに入れて、それを

湯たんぽ代わりにして布団に入れて寝ました。

ちゃんとカイロを持っていけば良かったんですよね・・・。反省。

 

燕岳は、ホントはテント泊したかったんですが、燕山荘にも泊まってみたい

と思っていたのもあって、今回泊まれて良かったです。

夏場は、個室はずーっと満室でほぼ予約が取れません。

この時期の金曜日だったので、空いていました。

でも、この時期でも、翌日の土曜日は満室になっていました。

 

長くなったので、燕岳登山は次のブログにつづきます・・・。