奈良田温泉の女帝の湯へ。駐車場から坂道を登っていくと、紅葉が西日に照らされてきれい。

奈良田湖を見下ろす。右側に落ちるのは笹山の通称ダイレクト尾根。何度か登ったが、厳しい道だ。

夏には登山者が多いが、この季節には登山者の姿はなく、時間も遅めで人の気配なし。

いいお湯です。露天がないのが玉に瑕。

昼飯を求めて、有東木の「うつろぎ」へ。

沢沿いの席は満席。陽は暖かいが沢を吹き降ろしてくる風は冷たい。

毎度おなじみの「わさび飯定食」真ん中におろしたての生わさびがこれでもかとたっぷり。鰹節のかかったごはんに乗せて、しょうゆをかけて半泣きになりながらいただきます。天ぷらがあっという間に冷めてしまうのが残念だ。

梅ヶ島温泉の黄金の湯へ。正面には安倍東陵の大光山あたり。稜線の木々はもう葉を落とし、紫色の山肌。

施設周辺は紅葉が見ごろ。

いろいろなイベントがてんこ盛り。人も多い。

温泉街最奥のおゆのふるさと公園へ。30年ほど前まではこちらに公共浴場があった。

階段を登っていくと、お湯が流れる滝。

斜面に数字が書いた札が立っている。何だろうと思ったら、これが全部源泉だそうだ。

岩風呂。岩窟の中にお湯が沸いているそうで、かつて（大昔）はここに入ることができたようだ。

腰痛が治りますように・・・・

安倍川本流に架かる「赤水の滝」すでに日が陰ってしまった。

　いい天気なんだが、なんだか腰が痛いぞ。なんでだろうと考えたら、勤労感謝の日にやったタイヤ交換か。静岡では当分・・・というよりも例年、ひと冬一回も・・・必要のない冬タイヤだが、登山口に向かうにはそろそろ必要になってきた。年末に向かっていろいろ忙しくなるので早めにやっておこうと3台12本のタイヤを2時間かけて交換した。登山口突撃車のジムニーはともかく、ふだんは主に妻が使用のレガシィはまだでもいいのだが、さらにはなんとなく毎年冬タイヤにしているのに一度も雪道を走ったことがない(笑)という娘の車は、はっきりいってどうでもいいのだが、面倒くさいから一気にやってしまった。物置からタイヤを出して、交換し、夏タイヤを元に戻すともう昼近かった。
　それから、温泉にでも行くか、と奈良田温泉「女帝の湯」へ。この季節にはさすがに登山者の姿はなく、ひっそりとしていた。

　翌日からどうも腰に違和感。さらには土曜日に早朝から実家の母からのトラブル連絡で東奔西走。山に行くどころではない。

　日曜日、もうこうなったら温泉行脚だな。昨日は何もできなかった家の用事を済ませ、さあ出かけようかという時に猫が脱走。30分ほどの捕物劇。昼前からやっとオクシズへ。安倍川沿いに北に向かう県道、通称安倍街道はすっかり秋の気配。玉機橋を過ぎるとある銀杏並木はもう散り始め。見上げる見月山の斜面は絶妙のグラデーション。毎度おなじみの有東木の「うつろぎ」へ。なかなか賑わっている。沢沿いのベンチの席は30人ほどでいっぱい。すっかり人気の店になったようで駐車場もかなり拡張。きれいなトイレも新設された。いつもの「わさび飯定食」を注文。注文はすぐできたが、5件ほどのオーダー待ち。席はいっぱいだったがベンチ席の一番端が空いていた。ありがたいことにそこだけはよく陽が当たる。寒くはないがすぐ横の沢を吹き降ろしてくる風は結構冷たい。途中で追い越してきたバイクの集団10人ほどもやってきた。続々と人が来る。15分ほどで到着。半泣きになりながら、おろしたてのわさびを堪能。

　食事もすんで、さらに北上。梅ヶ島温泉の黄金の湯へ。こちらもいろいろな施設や新しい企画が次々に参入しなかなか盛況。前庭では「ハンモックカフェ」手作り焼き芋はいかが？と呼び込みしている。とにかく風呂へ。とろみの強いアルカリ泉。いつもながらいい湯だ。正面には葉を落とし、紫色の裸の木々に覆われた大光山。源泉かけ流しのぬる湯に30分以上、寝ながら浸かっていた。
　黄金の湯は施設リニューアルで間もなく、春まで閉館となるそうで。いやあ知らずに来てやってない、ってことにならなくてよかった。
　谷間の施設は陽が落ちるのが早い。3時にはもう陰ってしまった。最奥の梅ヶ島温泉街まで。周辺の紅葉は見ごろ。源泉公園をひとまわり。
　

温泉で湯治

温泉で湯治　