旧八幡郵便局🏣 1921年(大正10年)増築設計
1階は郵便局、2階は電話交換室
小西梅三氏の特定郵便局として建設されました。
小西氏は八幡商業学校時代にヴォーリズさんから英語を学んでいた生徒の1人でした。
(ヴォーリズさんは、生徒さん達から愛をこめて「ボリ公」と呼ばれていたそうです。)
昭和35年頃以降朽ち果てて倉庫になっていた建物をNPO法人一粒の会の方々の熱意より再生中。
正面ファサードも復元されました。
近江八幡観光物産協会主催の2025春の特別ツアーガイドをしてくださった、ヴォーリズ記念館館長の藪さん エネルギッシュに3時間ガイドをしてくださいました。お話が超お上手!声がよく通る!歌もうまい!
一階
大正時代では最先端技によるガラストップライト。神戸女学院の原形
ドアノブ。紫水晶は魔除け、透明水晶は幸運を呼び込むそう。
壁はスタッコスタイル。土壁を投げてそのまま塗り固めるドイツ風の仕上げだそうで、ヴォーリズさんの他の建物にも使われている工法です。
2階
滑車式の窓
雨漏りが進み、ぬるぬるしている大量のゴミを廃棄するのは本当に大変だったと思います。
2トントラック38台分のゴミを排出したと書いてあります。私的には写真で見るより、特に外構が傷んでいると思います。木のフレームは、直射日光でペンキもすぐささくれちゃうもんね。
ヴォーリズさんの建築は、窓が大きく、数も多いのが特徴でもあります。(掃除が大変ね)
建物に風を通して人が集まり、イベントが増えて、改修も進むといいな。
もっと綺麗になって欲しくて少ないですが募金しました。
特定非営利活動法人ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会は、主旨に賛同する会員を募集しているそうです。
参考書籍
旧八幡郵便局保存再生運動一粒の会since1998
NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会マップ















