今日の独り言は結構ダークなので、読みたくない方はスルーして下さ〜い🌟
うちのアパートは、昭和30年代〜40年代に建てられました。造りはしっかりしていて、木造はなんと総檜作り、メイン棟は2階建てなのに鉄筋コンクリート構造です。和室も昔の大きさで広々しております。おおらかな作りという感じです。
で、同じく汚水や下水の構造も昔のまま、おおらかです。なので、マスの清掃は定期的にする必要があります。マンホールのフタを開けて、詰まりを解消します。汚水は冬場は台所からの油がどうしても固まり流れが悪くなります。油を分解する薬剤と長い棒を使い、清掃します。いつぞやはマスをさらっておりましたら鳥のヒヅメ付きの足が出てきてびっくりしました。溢れるわけだ。。。
下水のマスを清掃した際には、作業はやり切りましたが精神的に辛くなり、アウトレットに行った時にブランド物のバッグを衝動買いしてしまいました。やはり人様の大量の排泄物を洗い流すのは辛いです。
解体工事屋さんやゴミ処理屋さん、人が嫌がる仕事をしてくださる方には、心からありがとうとい気持ちで「ありがとうございます」と挨拶するようにしています。何故かごみ収集車の方は腰が低い方が多く、悟りを開いた方のように後光がさして見えることもあります。
解体屋の作業員さんが、休み時間にキャバ嬢様達のお話で盛り上がっていましたが、壊す現場の殺伐とした状況下に毎日いれば、そりゃあ綺麗なお姉様やお兄様に癒されたくなるのもさもあらんと思われました。
汚水のますを綺麗にした後、家族に報告したら夫は「あ、そうなんだ」で終わりで、母は「そんな事しなくていい」と怒りだし、心に澱が溜まっていきました。
多分私は褒めてもらいたかった、または一緒に作業して大変さを共有したかったんだなと思います。
植木も、下水の掃除も業者さんにお願いできれば一番良いのですが、アパート収入がないので(理由があるのですがここでは書けないのです)自力でやるしかありません。アパートに愛着があった人たちはみんな故人になり、経営以外の事は私が一人でやる事になりました。
細々と、でも、居住者の方が幸せに生きていけるよう、できる範囲で頑張ってやっていくしかありません。
自分がこの場所に住人として住んでいた時には汚水や庭の事など気にかける事もなかったです。
アパートに関わる事で色んな経験ができて、私の人生には絶対プラスになっています。知らない事を知れてラッキー✨✨
しんどいけどね。