昨年末の舞台前、色々悩んでいました。
そんなとき、世阿弥の「風姿花伝」の解説本が心に響いたので、一度是非能や狂言を観てみたいと思っていたら
目に入った駅のポスター

ご近所だし、行けるかなぁと思ったら

やった~行けたよ‼

狂言役者さんは、着物を着て謡ったり踊ったり、演じたり、跳んだり足踏みしたり、自分の出番でないときも舞台からはけずに舞台上でずっと立ってないといけないから、体の幹がしっかりしています。

立ち姿は基本前傾、待ち姿はきっとニュートラルポジションなんだろうな、体の深いところで呼吸を続けているから、体の表面はとても静か。プリエの姿勢もありました(私はプリエがまだ出来ない)

お客様に見せることが目的の芸能だから、演者同士と、演者と観客との間の空間の共有と言う点では、タブラオや舞台のフラメンコとも一緒なんだな。

以前ニュース番組でスーツ姿の萬斎さんを見たけれど、立ち姿が素敵だった。

やっぱり萬斎さんは華やかで惹き付けられた。何が違うんだろう、決していわゆる美男子ではないのだけれど。