2010年代に入ると大型化はさらに加速し、
店舗面積1,000坪を超える様な店舗
が出店されます。

「日本の不用品=海外の貴重品」国内&海外のリユース事情を探り,個人参加型国際リユースを構築.世界のムダ削減ブロジェクト

現在では、ブックオフコーポレーションの
総合的な商材を取り扱った
大型総合リユース店舗、
「ブックオフスーパーバザー」が
次々と開業しており、
2013年現在関東で18館、
近畿圏で1館がオープンしています。
全国で100店舗をオープンさせ
ことを目指しているとのことです。

中でも前橋リリカは1,766坪、
八王子みなみ野では、1,501坪と
非常に大きな売場面積の
店舗となっています。

こうした大型化の一方で、
リユースショップはもう一つの流れ、
専門店化も進めてきました。

商材カテゴリを絞ることで
より知識を高めキメの細かい
接客をすることができ、
また販売価格情報を知ることで、
より高い買取価格を提示することが
できる様になります。

これにより、店舗ファンを増やし、
より多くの商材を集める狙いがあります。

専門店としてもっとも目立つのが
古着ショップです。

衣料品は、リユース商材の中でも
最も流通量の多いカテゴリですが、
従来総合リユースショップとして
多店舗展開をしてきたリユース企業が、
古着を取り扱う専門店をオープン
させる動きが活性化して来たのも
2010年以降のことです。

例えば総合リユース業態の
セカンドストリートを運営している
ゲオグループでは、
「ジャンブルストア」という古着ショップを展開。
同じく総合リユースショップとして
運営してきたトレジャーファクトリーでは、
「トレジャーファクトリースタイル」
という古着ショップの展開を始めています。

この様に10年ブロックでその変遷を見てみると、
時代とともに大きく変遷している
日本国内のリユースショップの様子が
おわかりいただけるのではないでしょうか?