さあやってまいりました「IT用語の基礎知識」のコーナーです!
このコーナーでは日々泣きながらシステム開発業に従事する久慈光樹が、パソコンの先生(オカン基準)として皆様に専門用語を解説させていただきます!
さてさっそく行ってみましょう!
IT
読み:アイティー
意味:
インターネット・テクニックのこと。2ちゃんで煽ったり煽られたり、ツイッターでアイスのケースに入った写真を晒したりするテクニックのこと。
FIFO
読み:エフアイエフオー/フィフォ
意味:
ファースト イン ファースト アウト の略。
経験のないチェリーボーイが勢い勇んでインしたはいいが速攻でアウトしちゃいました、というような意味。
「貴方ってFIFOね」みたいな感じで使用される。
対義語として「LIFO」があるが、事前の行動が違うだけで行為の結果は同じである。
ASP
SaaS
クラウドコンピューティング
読み:エーエスピー、サース
意味:
IT系の営業が提案書で顧客を煙に巻くために用いる単語群。
「何が違うんだよ」と問うても営業は答えられないが、特に意味のない単語なので読み飛ばしても何ら問題はない。
PDCAサイクル
読み:ピーディーシーエーサイクル
意味:
プリン・ドーナツ・チョコ・アイスのヘビーローテーションのこと。徹夜の際によく発動する。
糖尿病まっしぐらである。
RASIS
読み:ラシス/レイシス
意味:
信頼性・可用性・保守性・完全性(保全性)・機密性のこと。
基本情報処理試験では必ず出題される文字通りITの基本。覚え方は「キミ、干す方針かよー」。だが実際に製造されたシステムがRASISをどれ一つとして満たさないことなどざらである。
まれに顧客への提案書で「(現行のシステムは)可用性の問題があり~」と書こうとしたが急いでいたため「可用」の文字が脱語し「性の問題があり」になっているわけだが書いたのは課長である。ED?
ボトルネック
意味:
ペットボトル等は入口部分(ネック(首)部分)が細くなっているため、逆さにしても中の液体が一気に漏れ出たりはしない。
転じて、加齢の影響でなかなか単語が出てこない様。挙句に出てきた単語がまるっきり間違っていることも。
「原因はここの処理が、ほら、あれだ、なんだっけえーっと……そう、ボルトネック!」
ボトルネックです課長。
デスマーチ
意味:
システム開発関係者の日常。椅子で寝るか床で寝るかは作業場所の文化による。
プロジェクト開始→停滞→遅延→納期前→デスマーチ→納品→バグ→デスマーチ→納品→バグ→デスマーチ(以下エンドレス) すべてのプロジェクトはこのサイクルである。
CD
読み:コーダー
意味:
(理想)仕様書を完璧に理解し、そこから業務処理の意図を読み取ってそれに則した不具合の無いプログラムコードを書く人。
(現実)人とのコミュニケーションがとれない、それ以前に人の話など碌に聞いていない人格障害者。コードが綺麗か汚いかがすべての判断基準であり、要件を満たしているかなどはどうでもよいことである。
PG
読み:ピージー
意味:
プログラマー。
(理想)SEから提示された顧客の業務運用・システム要件を遺漏なく具体的な業務処理として仕様書に落とすことができる人。自らプログラムが書けるのは当然のこと。
(現実)「やれません」「できません」「無理です」しか言えない頭空っぽのスピーカー。詳細設計書をやっと一人で書けるようになった自称SEの9割は実際にはPGであるため、この業界はSEばっかりである。
SE
読み:エスイー
意味:
システムエンジニア。
(理想)顧客の業務運用を十全に理解し、その問題点を洗い出してシステム要件を確立し、方式定義をした上でシステムの骨格を作る人。プロジェクトのSEの中で最も能力のある者がPL(プロジェクトリーダー)となる。
(現実)顧客の要求を何でもかんでもはいはい聞いてきて、自分ではプログラミングもできないくせしてPGにそれを押しつける人間のクズ。PLになるのは能力があるからではなく単に生贄にされただけである。
PM
読み:ピーエム
意味:
プロジェクトマネージャー。
(理想)隠されたプロジェクトの問題点(リスク)を明確にし、予算・計画・品質のすべてを顧客に対して担保する責任を負う人。
(現実)顧客経営者に対し常に架空のオンスケ進捗報告を行い(実際には一月遅れなどざら)、クソ忙しいSEを「会議」「ミーティング」という名のリンチ会で何時間も拘束することが仕事のプロジェクトの癌細胞。
はい! なんだか後半は私怨が見え隠れしていますがそんなことは無問題!
将来あなたの可愛いお子様が「オレ、SEになるんだ!」とか言い出したらぶん殴ってでも阻止してください!