簡単!いいこと沢山!ぬか漬けライフ
4さい女の子のアラフォーママ、さわです
皆さんは「ぬか漬け」はお好きですか?
暑い時期に食べると元気が湧いてきますよね
スローフード・スーパーフードとして名高く
腸活ブームの中、代表的な発酵食品のぬか漬けには美容・健康だけでなくメンタルにもよい影響があると言われており、そのメリットはあげたらキリがありません
こんなに魅力いっぱいなぬか漬けですが、
「毎日かきまわすのがめんどう」
「過去に挫折したことがあり、やる気がおきない」
「管理が大変そう」
など、自宅で作る場合はハードルが高いイメージがあるのも事実です。
私も過去に何度もぬか床をダメにしたり
失敗を繰り返してきた1人です
が、ようやく最近になってうまく付き合えるようになってきました
そこで今回は「自家製ぬか漬けライフのすすめ」として
「簡単!ぬか漬けとの上手な付き合い方」をご紹介します
これを読んで皆さんがヘルシーなぬか漬けライフを楽しんでいただけたら嬉しいです
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【1】たった3つだけ!?「ぬか床」準備
〈必要なもの〉
①水
②米ぬか(いりぬか※)
③容器 または ジップロック
※米ぬかは塩、昆布、からし、きざみこんぶ、干ししいたけ、山椒などが予め混ぜ込んである「いりぬか」を使用
ぬか漬けはこの3つがあればすぐ始められます
水とジップロックor適当な容器ならご家庭にあるはずなので、実質買うものは米ぬかのみ!
金額にしてほんの330円(税抜)で健康や美容に効果的なスーパーフードを作る土台ができてしまうのです!(容器なしの場合)
「たったこれだけで?」と思いませんか?
これは手作りしない手はありませんよね
今回米ぬかは、あらかじめうまみを出すための昆布やしいたけなどが塩とともに混ざっている「水だけ簡単プロの味 ニューぬか漬けの素 ぜいたく三昧」(長い!)
という商品を使用しました。
これまで「農家直送!」「漬け物屋が作ったぬか床」や、無添加をうたったものなどを試したことも。今は自分好みに味を調節すれば高価なものを買わなくても良いと思うようになりました
→その方法も以後でご紹介します
(こんな便利なものがあります!こちらは、昭和元年創業の東京に本社のあるメーカーが作っている商品)
【2】たったの3分!?ぬか床づくり
ぬか床の作り方はメーカーが写真入りで詳しく紹介してくれていますが、説明はたった1文で済みます。作業時間は3分以内というお手軽さ
「米ぬかと付属のたねぬかをあわせ同量の水(800cc)と混ぜ合わせる」 →以上です!
(念のためURLを貼っておきます)
あとは漬けたい野菜を塩もみして入れるだけ
(「捨て漬け」といって、たとえばキャベツの外皮や大根の葉っぱなどをぬかの発酵を促すために入れたりしますが、この工程がなくても漬けて食べられます。私は最初からきゅうりを漬けて美味しくいただきました)
<漬けたらおいしい!おすすめ食材>
とりあえず余り野菜は放り込みがちですが
我が家の人気食材は・・・
1位 きゅうり (王道!)
2位 かぶ
3位 えだ豆(さやごと)、ゆでたまご
他にもアスパラガス、パプリカ、なす、大根、キャベツなどなど。お好みの食材を探してみてください
【3】ハードルが下がる!お世話のコツ
さて、最大の難関は日々のお世話ですよね。
そこで少しでもラクに付き合えるコツをご紹介していきます。
【お世話ハードルを下げるコツ3】
1.冷蔵庫管理で毎日かき回さなくても大丈夫!
2.簡単「たしぬか」で水抜き不要!
3.汚れ対策でストレスなし!
1つずつみていきます。
1.冷蔵庫管理で毎日かき回さなくても大丈夫!
→低温管理すると発酵のスピードがゆっくりになるため、毎日かきまわさずOK。
<Point>
・漬ける時間を長めにとる
・発酵を進めるため月に1~2度は冷蔵庫から出し1日中室温保管する
→酸味が強い味をお好みなら頻度を上げます
(本当はいちばん温度が高めの野菜室に入れたいところですが、満杯なことが多く仕方無しに冷蔵室へ)
豆知識 ーぬか床をかき回す理由ー
ぬか床の乳酸菌の数と活動を全体的に均一にするのが目的。乳酸菌は酸素を嫌う性質があり、表面に少なく内部に多く存在するため、定期的に混ぜてその数と活動を調整します。
2.簡単「たしぬか」で水抜き不要!
→野菜を漬けているうちにぬかの表面に水分が溜まってきます。一般的には「捨てるもの」として水抜き専用グッズもありますが、正直めんどう!またうまみが滲み出た水分を捨てるのはもったいない!
ここでは、そのうまみを含んだ水分を活かして「たしぬか」します。
方法は、「いりぬか」と「塩」を振り入れてぬか床と混ぜ合わせるだけ
一般的な「たしぬか」は事前に「ぬか+塩+水」を混ぜてからぬか床に足します。それだと洗い物が増える&うまみある水分を活かせないため上記方法にしています。
※足しぬか用のぬかは必ず生のぬかではなく「いりぬか」にしてください
左はしが、たしぬか用の「いりぬか」を調味料用容器(100均購入)に移したもの。この調味料用の容器でぬか床全体にサッサと振り入れます。そのほうが量を調整しながら均一に足せて混ぜやすいです。
<入れ替え時に必要な3アイテム>
①足しぬか用のいりぬか
②塩
③キッチンペーパー
<水抜き不要の入れ替え手順>
1.新たに漬ける野菜をよく洗い、塩もみしておく
2.上記3アイテムを用意し、キッチンペーパーは広げ、その上にぬか漬け容器を置く
3.漬かった野菜を取出し水桶等に入れる
4.滲み出た水分はそのままにして、ぬか床にいりぬかと塩を振り、よく混ぜる
5.塩もみした野菜をぬか床に入れて表面をならし 上から軽く押して空気を出す
3.汚れ対策でストレスなし!
→地味にストレスなのがぬかがポロポロ落ちること。事前準備で対策します。
〈必要なもの〉
・キッチンペーパー 1枚
〈使い方〉
1.ぬか漬け容器を冷蔵庫にしまう時、下に敷く
→拭いたと思っても容器側面や底にこっそりついています・・・
2.入替えの時に1.で使用したものをカウンターなどに広げておき、その上に容器をのせ作業する
→ぬかが落ちても払うだけ!
3.入替えが終わりぬかを平らにならした後、
容器内側のふちや外側についたぬかを同じ物で拭く
→腐敗防止のために「さっ」とやりましょう!
容器内側のふちは、指にキッチンペーバーを巻き付けて落とすと簡単です。
【4】味のコントロール
酸味編
強めたい場合→発酵を進めるため室温管理する頻度と時間を増やす
※弱めたい場合はたしぬかをして冷蔵庫保管時間を増やす
塩味編
塩分はぬかが腐敗しないように必ず必要ですが、
「しょっぱすぎる」と感じる時は塩少なめにたしぬかをします
※漬けた食材がしょっぱすぎても、切り分けた状態で水につけ「塩抜き」すれば食べられます!
風味編
●さわやかな味→実山椒を入れる
●うまみを強く→はらわた&頭を取ったにぼし、昆布、干ししいたけetc...
●ぼんやりした味をを引き締めたい→からし粉、
唐辛子など
ながながと見てきましたが、いかがでしたでしょうか。「自家製ぬか漬けやってみようかな~」と思っていただけたら嬉しいです
私が感じる主婦目線でのぬか漬けのメリットは、
・おかずが一品増える!
・野菜を食べてもらえる!
(子どももたべやすい)
実はこれが大きいと感じています
塩分の取り過ぎに注意しながら、ぬか漬けライフを楽しんでみてください
おまけの豆知識
早く浸からせたい時は?
・時間によって食材を小さく切ります
Ex.きゅうり→上下のヘタを切り落とし
さらに半分に切る など
長期旅行やお休みしたいときは?
・10日間前後
→ぬか床の上部に多めの塩を振り、ラップをしてから蓋をしめ冷蔵庫に保管
・10日間以上
→ジップロックに移して冷凍保管