kujakuのブログ

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宝塚、ミュージカル、ストプレなどの舞台、DVDやドラマなどの感想を主にUPしています。

2幕構成でMCなし、柚希コンや真風コンにあったような幼少時代や音高に入るまでのエピソード紹介もない、ひたすら歌って踊る彩風咲奈全部盛りのショーでした。

ストーリーテラー的な役割の華世京くん、インパクト強かった。
華あるし間違いなく劇団に推されてるし、今後が楽しみです。

夢見て入った世界は苦しいこともたくさんあった、そうだろうと思います。
優等生で実力が追い付かないままに抜擢されて苦労した、それは見てて感じていました。

次元大介なんてクールでキザな役、研10にも満たない年次で演じるのは厳しい。
若いころからずっと役付きが良かったからもっと上級生なイメージがあって、何であんなにいっぱいいっぱいなんだろう?って感じてた。
斎藤一の時もそう、格好いいんだけど頑張ってます感が見えた。

でも男役10年って本当なんですね。
研10のダントン、豪胆で余裕のある大人の男で心情が痛いくらいに伝わって、見ながら泣いてる自分がいました。
そこから咲奈の繊細な演技が好きになりました。

初舞台のシークレットハンターの熱帯魚ロケットガール。
主題歌を歌う咲奈の背後に安蘭けいの姿を感じました。

大人になった斎藤一の悪即斬をまた見ることができた。
次元大介はいなかったけど、冴羽リョウには再会できた。

ロミジュリの世界の王、SUPER VOYAGER!のラ・ラ・ランド風ナンバー。
望海までの雪組ってダンス踊ってる印象なかったのだけど、やっぱりダンスがあると宝塚らしくていいです。
しかもあの長い手足ですから。

アルベルト・カザルスに潤花ちゃん、クライド・バロウで夢白あやちゃんが見えました。
あのクラシックカーが舞台に現れると派手立ちますね。

日替わりコーナーはリベルタンゴでした。
咲奈の相手役は、眞ノ宮るいが女役で大人っぽく。

オデッセイからはかせきょーがアラビアンな女性をセクシーに。
これは東京で取れてたのがコロナで中止になり、結局見に行けなかった作品です。

退団公演がショー無しの1本ものに代わって、拡大版さよならショーを見せてくれた感じです。
MCやパロディで尺を埋めたりせず、フルに歌と踊りで埋める舞台構成に感動しました。
 

観劇日記

宝塚雪組 (em-net.ne.jp)