ひっさびさ

羽田空港第３ターミナルまで

海外旅行へ行ってきまーす

と、言いたいとこですけど

純粋に、ターミナルに用事がありました

直近で、いつ来たかなぁ…覚えてないなぁ

だけど、とてもハッキリ記憶に残っているのは

コロナ禍の寂しい光景。

第３ターミナルは国際線のターミナルですから

コロナで出入国に規制がかかっていた時期は

シーーーーン…

ズラリと並んだカウンターはクローズで

お客さんもスタッフさんもおらず

あの独特の搭乗アナウンスも聞こえてきません。

とはいえ

ターミナルには入れましたから

遊びに来ている人もいたんですけどね

お客さんがいないので営業している飲食店も、ほとんどないんですよ。

「なんだ、どこも開いてないじゃん！」

と、帰って行ってしまいました。

あったあった

あの頃の写真

でもって

同じ辺りの今の写真

どこのお店も盛況です。

あまりに盛況なものですから

そんなに待っていられなかったワタシは

ササッと食べられるテイクアウトのお店でごはんにしました。

おにぎりのお店

おにぎりこんがさん

太鼓橋の下にテイクアウトのお店がズラリと並んでいるんですよ。

そのイチバン端に出来た列が“おにぎりこんが”さん。

列…っていうか、人だかりかも。

外国の方たちが興味津々に覗いてるんです。

ワタシが並んでいると

パーティションの外からぬぅ～っと首を伸ばして見ている男性がいて

その首が、ワタシの目の前を横切ってカウンターまで届きそうな勢いだったので

「おにぎりです…」

と、呟いてみました。

ワタシは英語は話せません。

単語を並べるだけ。

RとLには気を付けました

Rise Ball=おにぎり

Like Ball=しらみの固まり

になってしまいますからね。

日本の玄関で、日本人の食文化にとって重大な誤解を招いては一大事です

外国人サン「それは知っているんだ、食べたことはないんだよ、具材が気になって…」

たぶん、そう返してくれました。

ワタシ「ネギトロ、明太クリームチーズ、唐揚げマヨネーズ…」

大柄の白人男性が好きではないかという偏見で、いくつか選んでみました。

ワタシ「人気は卵黄です、ワタシは食べたことはないです。」

と、付け加えました。

欧米の人はホントに眉毛を上げて驚いたような顔をしますよね

映画のワンシーンみたい

外国人サン「いーね、シャケはあるかな？」

おっと

意外とオーソドックスなお好みで

ワタシ「あります。買おうとしてます。」

彼のまゆげは、いっそう持ち上がりオデコから飛び出そうです。

ってことで

ワタシはささやかな営業に成功しました

こんがさん、褒めて～

ワタシのゴハンでーす

テイクアウト用のプラスチックにも入れてもらえますが

近くで食べて返却できるなら

和風のトレーに乗せてもらえます。

このあたりには、赤い毛氈の床几台がいくつかあるんです。

混んでますけどね

この日は座れました

シャケとウメ

ワタシも外国人サンに負けず劣らずオーソドックスですねw

つまるところ

これらが美味しければ

ほかも美味しいんじゃないかと。

初めての中華屋さんでチャーハンを食べてみるようなもんです…違うかな。

ウメは、かなり、しょっぱい

ワタシには不向きでしたが

きっと、ちゃんとした梅干しを使ってるんでしょう。

次は、人気の「卵黄の醤油漬け」を食べてみたいです。

売り切れてました

おにぎりこんがさんは

大塚にある“おにぎりぼんこ”さんで働いていた方が出店したそうで

人気店の味や握りかたを継承しているそうです。　　

もちろん

お米にも、具材にもこだわっているそうです。

羽田空港第3ターミナルの他にも店舗があるようですよ。

ちな

こちらがメニュー表にある卵黄の醤油漬け

すでに、見た目に魅かれますね

注文してから出来上がりまで

かなり時間がかかるので

出国の方はお気をつけて。

あ、もちろん

おにぎり持って税関は通れませんからね～

そうそう

第３ターミナルで、ひとつ感動したことが

ひまわりです

コロナ禍にはなかったWelcomeボードがありました。

あまりに綺麗に咲き揃っているので

造花かと思ったら

全部、ホンモノ

あまり、立ち止まって見ているひとかまいなくて

もったいない

もちろん、季節によって入れ替わるみたいです。

素敵ですよ

空港のおにぎり