アウグスブルクで、クリスマスが始まりました。

私の周りの方々は、夏の間は、月曜日から週末の天気と、週末の行動予定で持ちきり。
なんか、話のネタに尽きると、
「今週末は、何、するの?」
攻撃に、遭います。

私も、そろそろ、このテを使って、相手に喋らせるかなー。

やはり、冬場は、日照時間も短くなるので、昼が長いうちに、思いっきり夏を楽しんで、冬場は、おとなしくしてるんだろうなー……と思っていました。

で、ちょっと前から、うすうす気づいてはいたのですが、アウグスブルクの方々は、11月の下旬から、12月24日まで、クリスマスを堪能するみたいです。

昨日、会社で私の隣に座っている可愛い女子大生研修生のクリスチーナちゃんが、
「一緒に帰ろう。」
というので、
「しょうがないなー」という顔もせずに、尻尾を振って一緒に帰ったのですが、彼女が言うには、
「ドイツは、どこでも、11月下旬から一ヶ月くらい、クリスマス市場をやっている。」
とのこと。
ヨーロッパでは、どこででもというワケではないみたい。

そのクリスマス市場が、11月23日の月曜日から始まりました。

こちらのお祭りは、まず土曜、次に金曜土曜、次に木金土曜ですが、月曜日から始まるとは……。


初日は、市長の宣言があるとかで、19時からのセレモニーのところを、いい場所で聞こうと、18時半くらいから行ったのですが、寒かっただけで、ま、19時直前に行けばよかったかな?


くいしんぼう~酒とワインに合う肴~

市長の宣言の後、市庁舎全部を使った演奏Google翻訳 )がありました。

市庁舎の窓を20箇所くらい使って、それぞれの窓に天使に扮した女性が登場し、楽器の演奏とコーラス(?)がありました。

東京ディズニーランドでやってもいいようなアトラクションでした。


さて、ドイツのクリスマスと言えば、グリューワイン。
赤ワインに、柑橘類やらハーブやらを入れて暖めたワインです。
元々「ホットワイン」と聞いていたので、
「単にワインを温めてもなー。」
と思っていたのですが、暖めて美味しくなるように、柑橘類やらスパイスを入れてあるんです。

それぞれのお店で秘伝(?)のレシピがあるらしく、これは、呑み歩いて、自分の下で楽しむしか無いという、冬の間、ずーっと楽しめる宿題ができた感じです。

ただ、ヘタレな私たち夫婦は、18時半くらいから、アトラクションを待ち続け、実際のアトラクションが20時頃まで続いたので、体が冷え切ってました。
また、クリスマス市場のお店の開店は、アトラクションが終わるまで、光が漏れないように覆われており、アトラクションの終了後に開店でしたから、アトラクション終了直後は、各お店が大混雑!

そんなワケで、とりあえず、食事に行こうと、アメリカンスタイルのステーキハウスJohn Bentonへ。
「この時期だから、きっとグリューワインも置いてあるよねー……」
なんて、行ってみると、いつも見慣れたメニューの隅っこに、ちゃんとグリューワインがありました。


くいしんぼう~酒とワインに合う肴~

何を入れるのがスタンダードか知りませんが、赤ワインを温めたのを想像すると、全然別物ですね。
暖かくて、美味しく感じられます。ドイツ人の味覚も、なめたものでは無いかも。

グリューワインは、ティーカップみたいなのに、入れるのが普通みたいですね。
屋台のを頼むと、ちゃんとしたカップに入れてくれるのですが、カップのファンドとして3~5ユーロを払います。
カップを返すと、そのファンドが返ってきます。

今のところ、我が家は、カップを返さずに、記念に持ち帰ってます。
(まだ、3つしか無いけど。)


くいしんぼう~酒とワインに合う肴~

牛ヒレのステーキを頼みました。
私は、このお店だけは、残したことが無いような気がします。

いつも、私のテーブルについてくれる、可愛いニコルちゃんはいなかったのですが、やはり、ここのステーキは美味しい。