呼び水を知って思った事は次の人への思いやりがない生活を過ごしているなぁっつくづく思った。


最近は綺麗に片付けてしまうのは当たり前になってるけど、次の人への思いやりよりも自己完結(ちゃんとしてる様に思われたい自分)する事を当たり前になってるので、ゆとりの無さに反省でした。

また子育てでもダウン

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井戸の手押しポンプはいくらレバーを下げても水が出ないときがあります。これはポンプの中に水がなくなり、ピストンが乾燥して機能しなくなり揚水できなくなるからです。そのようなときにはバケツを使ってポンプの上から水を流し入れて管内を満たせば解決します。ピストンを膨張させること(真空状態にしたら蓋の原理)によって、水をくみ上げることができるのです。


こうしたことから、ポンプに「水を流し入れること」を「誘い水」、あるいは「呼び水」といいます。

子どもが壁にぶつかって悩んでいるとき、適切なヒントを出す。それによって、子どもは「そういう方向で考えたらいいのか」「確かに親のアイデアでやってみてもいいかもしれない」などと考える。そして、その先は子どもが自主的に思案し、考案してやりたい事を完成させる。その「適切なヒント」が「誘い水」であり、親たる者、その誘い水を出せなければいけない。


ついつい答えを出したくなってしまう。

「そんなに悩んでいるならこうしなさい」「具体的にこういう結果を出しなさい」と言ってしまえば、すぐに解決するし、確かに手っ取り早い。

しかし、よほど急ぐ場合は別にして、子どもを成長させることを優先するべきです。

親は、あえて「誘い水」でとどめておいたほうが、のちのち子どもにとっても、なにより本人にとっても好ましいのです。その理由は明白です。

答えを自分で考え出すことにより、「自分で考えること」、あるいは「自主自立の心構えが身に付くこと」になるからです。