・白内障の多焦点眼内レンズのメリットとデメリット、4月から「選定医療」に…
一昨年末に開かれた「中央社会保険医療協議会(中医協)」で、白内障の水晶体再建術に対する「多焦点眼内レンズ(多焦点レンズ)」を現在の先進医療から、2020年4月以降「選定療養」に変更することが大筋で合意された。

 先進医療枠では、手術費用と材料費(レンズ代)が自己負担で、付随する検査費や薬剤費、入院費は保険が適用(原則3割負担)されてきた。

 選定療養に変更された後は、多焦点レンズ代のみが自己負担で、手術費以下の諸費用は単焦点眼内レンズを使ったケースと同じく全て保険適用となる。民間保険の「先進医療特約」がある人(両親の場合も)は、3月中に手術をすると費用が抑えられたんだと知ってショック。