紀州の かくれ湯 【旅館 栖原温泉】での夕食はお食事処に案内されました
なのでゆったりとお食事が楽しめます
≪生ビール≫で乾杯
前菜
≪茄子の胡麻和え≫
濃厚な胡麻だれは風味豊か
≪菜の花金山寺和え≫ ≪海老旨煮≫
≪クリームチーズ豆腐≫
チーズのお味がしっかりと感じられる滑らかな仕上がりの豆腐はワインに合いそう
早速≪白ワイン≫をオーダー
≪竹の子木の芽和え≫
≪うすい豆≫
和歌山県の特産品であるうすい豆は前日泊まった宿でも炊き込みごはんとして出されました
実が大きく上品で繊細な甘みがあり ほくほくとした食感が特徴
グリーンピースとは違い皮も薄く青臭さも少ないのです
≪いかの黄味酢焼き≫
七品の前菜に大満足 次のお料理への期待感は十分でした
お椀
≪豆の巾着豆腐≫
ちょこんと乗せられた人参は金魚の形なのですよ
もっちりとした鮮やかな色をした豆豆腐の中に海老や竹の子が入った春の椀
手間暇かけて作られた様子が良くわかります
造り
うわぁ~こんなに大きなサイズの伊勢海老は初めて
≪伊勢海老の焼霜造り≫
≪伊勢海老の刺身≫
地元の漁師より直接仕入れた鮮度抜群の伊勢海老
調理する寸前まで活かしておくのだそうで身が引き締まりぷりぷりっとした食感が素晴らしかったですよ
二種類の調理方法で十分すぎるぐらい味比べが楽しめました
ここ湯浅は醤油発祥の地でもあるのですが オリジナル3種類の醤油が用意されました
右側のは醤油をムース状にしたものもあり刺身を一層美味しく食べさせてくれました
伊勢海老の他にも湯浅湾で水揚げされる新鮮な魚介類が用意されました
≪おこぜと肝≫
とろりとした肝を纏ったおこぜも最高ですね
≪あこう≫
プリップリ
≪もんご烏賊≫
≪蛸≫
魚介類の美味しさに夢中になり 宴も盛り上がります
煮物
≪伊勢海老の具足煮≫
再び伊勢海老が味わえるとは
身もたっぷり
ワインが進み≪プレミアム焼酎 三岳≫をお願いしました
温物
≪小鍋 レンコン蒸し≫
いとより鯛の上に 擂った蓮根が乗せられて
優しい味わいのお出汁が嬉しい温かなお鍋
蒸物
≪自家農園栽培の三宝柑の茶碗蒸し≫
三宝柑とは、ここ栖原地域で日本の収穫量の80%を占める柑橘類
ご主人の実家の農園で収穫されたものを器にした茶碗蒸しは風味豊かな宿自慢の一品
油物
≪揚げ魚の密柑酢餡かけ≫
ありきたりの揚げ物が出されないのも期待通り
和歌山ならではのソースが爽やかさを演出
お食事
≪しらすご飯≫
湯浅で獲れたしらすはふっくらとして甘味さえ感じます
≪香の物≫
手作りの金山時味噌でご飯も進みましたよ
≪おこぜの味噌汁≫
デザート
≪蜜柑のふわふわムース≫
≪手作りほうじ茶アイス≫
「こだわりの地元食材を五感で食す」と書かれていた通り 和歌山産・湯浅湾で水揚げされる新鮮な魚介類 地元の野菜やフルーツにこだわったお料理は 全てがありきたりでなく工夫を凝らしており 前菜からデザートまで嬉しい驚きに溢れたお皿に感激
この宿に出会えた事に感謝し 次に和歌山へ旅する事があったら再訪したいと心より思ったのでした