ゆきちゃんこと仙名彩世さんご出演の
ミュージカル『ジェーン・エア』
いよいよ3月11日から上演されます
4月1日・2日には、なんと、ライブ配信も決定!!!
(地方民にはありがたい~)
1日(土)17:30公演 上白石萌音(ジェーン)/屋比久知奈(ヘレン)
2日(日)12:30公演 屋比久知奈(ジェーン)/上白石萌音(ヘレン)
生配信終了後、48時間後までアーカイブもついてます
何度でも余韻に浸れるね♪
3月10日(金)12:00~より発売です
今回は、ヒロインのジェインと、親友のヘレンを
上白石萌音ちゃんと屋比久知奈さんが役替わりで演じます。
親友の、、、ヘレンって、あ、あ、あの!
ジェインにとっては、孤児院で出会う、唯一無二の親友で。
原作では肺病にかかって死んでしまうのですが、亡くなる直前、ジェインが病床のヘレンに会いに行くのですよ。
そのときに、女の子同士でキスしたり、抱き合ったり…なんか危険な香り!
あのシーンを、まさか、萌音ちゃんと屋比久さんが!?
たぶん舞台ではもう少しマイルドな表現になると思いますが……。
萌音ちゃんも屋比久さんも美人で、相手役のロチェスター様もイケメンの井上芳雄さん
ですが、原作でのジェインとロチェスターは「不美人」という風に描かれています。
二人とも、自ら「美人ではない」と言い、ロチェスター様に至っては「いかつい顔」だと。
だけど絵面の汚い作品に見えないのは、この作品がジェイン視点の物語であり、そんな彼女の頑張りや内面の可愛らしさが浮き出て見えるからなのかなと思います
外見どうこうよりも、心の美しさ、ということでしょうか。
(この辺は有名な『美女と野獣』の物語にも通じるところがありますね)
余談ですが、この小説を読んでいた頃、『悪夢ちゃん』というドラマがなぜかちらついて・・・北川景子さん演じる教師の主人公が家庭教師のジェインの姿に重なってしまい、ジェインを北川さんの姿で読み進めてました
ちなみに、いかつい顔のロチェスター様は伊東四朗さんみたいなイメージ(笑)
実は、ジェインとロチェスターの年の差は20歳なのですよね。
(後半、ミセス・フェアファックスの発言より)
ジェインが18歳なので・・・38歳?
あしながおじさんとジュディの年の差(14歳差) よりも大きい!!
原作小説について
『ジェイン・エア』(上・下巻)
C・ブロンテ・著 小尾芙佐・訳 光文社古典新訳文庫
19世紀イギリスを代表する女流作家、シャーロット・ブロンテは
ブロンテ3姉妹の1番上、
『嵐が丘』のエミリー・ブロンテのお姉さんでもあります。
(厳密にはエミリー、それから妹のアンのほかにも兄弟はいますが、作家になった3人の姉妹ということでブロンテ姉妹と呼ばれることが多いようです)
偶然手に取った小尾芙佐さんの翻訳がいたく気に入ってしまい、
小尾さん繋がりで『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス著)を読んだこともあります。
こっちも面白かった!
知的障害をもつ青年が日記を書き始めて、初めのうちはひらがなばかりだった日記が、知力が上がるにつれて漢字や難しい単語が多くなり、彼の雰囲気も次第に洗練されていくというのが翻訳の表現にも表れていてすごいなぁと感動した記憶があります。
こちらも、今年の春、また何度目かの舞台公演がはじまりますね。
#イギリス文学
#不美人カップル
#孤児院育ち
#虐待
#貧乏
#家庭教師
#豪邸
#恋愛
#友情
#やや百合
#シンデレラストーリー
#問わず語り
↓備忘録用に記録していた章ごとのメモ。
(いつ読んだのかと思ったら、2016年3月だった……これを見ながら、ああ、こんなシーンもあったなぁ、とか思い出してます)
【上巻 目次】
1~4章・・・リード家居候時代 (10歳)
5~9章・・・ローウッド養育院時代 (10歳)
10章・・・ローウッドでの教師時代 (18歳)
11~20章・・・家庭教師時代 (18歳)
(ロチェスター様がブランシュ嬢との結婚を示唆する場面まで)
【下巻 目次】
21~22章・・・ミセス・リード母娘との再会 (18歳)
23章・・・愛の告白
24章・・・婚約までの日々
25章・・・ジェインの悪夢
26章・・・悲劇の結婚式
27章・・・ロチェスター様の秘密
28章・・・ジェインの果てしない旅
29~30章・・・セント=ジョン兄妹との出会い
31~33章・・・モートンでの小学校校長時代
34~35章・・・セント=ジョン兄妹との生活 (19歳)
36章・・・ジェイン、2度目の旅立ち
37章・・・ロチェスター様との再会
38章(終)・・・ロチェスター様との結婚生活 (19~29歳)
おまけ**
本日3月1日は、元宝塚雪組娘役、早花まこ先生の初エッセイ発売日です
こちらは以前ウェブサイトにて連載していたものを1冊の本にまとめたものですが・・・早花先生の文章は現役時代から好きで読んでいたので、今回、本になると知って買ってしまいました ※敬意を表して、先生と呼ばせていただいております。
こちらも本日発売、真風涼帆さん表紙のanan No.2338(増刊号)と一緒に。。
昨日2月28日に発売された
天真みちるさんのエッセイ第2弾も(第1弾、読みました!おもしろかったです!)
気になっていたんですが予約するのを忘れてしまい・・・
店頭になくて買えなかったのですが、運よく、お取り寄せができたので
入荷した頃に受け取りに行って購入する予定です
みなさんもご予約は忘れずに。。。