星蘭ひとみちゃんの結婚報道のあと、

明日海さんが『うたコン』に出演したり、『青のSP』が最終回を迎えたり・・・アセアセ

そして、専科・轟悠さんの退団発表びっくりハッ

究極の「イケオジキラキラの轟にいさんが辞めちゃうなんて・・・としばらくは気持ちの整理ができずにいましたが、いまは、ちょっと落ち着いてきたところです。。。

雪組のトップを務めたあとも専科のスターとして一線を歩いてこられて、公演だけじゃなく雑誌やグッズの撮影なんかもあって・・・特別顧問になる前は理事として事務的な仕事もあったらしいので、ほんと、休みなく働かれていたのだなあと感じます。

公演休止期間を経て、ゆっくり今後の人生について考える機会もあったのかな。

 

大劇場の階段降りがないのは寂しいですが、ディナーショー、見たいなあラブラブ

 

配信、ありますよね?

 

 

配信といえば、月組バウホール公演『幽霊刑事』観ました!!(唐突)

 

だって、ほら、ポスターから、もう、おもしろそうじゃないですか。

 

珠城 「俺は走る!!! 永遠にな!!!」

 

サヨナラが決まっているけれど、最後まで走り続けるという、熱い想い炎が伝わってくるポスターですね。

俊足で噂の珠城さん、走る姿がまた似合ってますハート

 

 

ちなみに、先行画像はコチラ下矢印

ダル・レークの珠城? (←なんとなく水面ぽい)

 

 

脚本は、『カンパニー』(原作:伊吹有喜)を手掛けた石田昌也先生。

 

原作は、ミステリー作家、有栖川有栖の同名小説です。

 

 

※以下、公演内容に関する軽いネタバレを含みます。

 

 

では、簡単なキャラクター紹介とともに、感想いってみよー。

 

ブルーハート神崎達也 (珠城りょう)

幽霊という設定なので、衣装と照明によって終始青白く光っています。

恋人とデートをした思い出の浜辺で、いきなり、直属の上司(経堂課長)に射殺されてしまいます。

自分が死んだ理由がわからないので幽霊になってしまったけれど、理由がわかったら、天国に行かなくてはなりません。

??? 「天国? 冗談じゃねえ!!!」

あと宮本武蔵(夢現無双)のモノマネが得意。 モノマネが得意といえば、あの人も・・・!?

同期の早川刑事とのテンポのいい掛け合いは、さすが、珠城・鳳月コンビですねラブラブ

時々早口になるところがあって、一回見ただけでは全部聞き取れないところもありましたが、相性はバッチリOK

そして・・・婚約者のすまちゃん(須磨子)を優しく包み込む、男前ぶり!!!

声が聞こえなくても、姿が見えなくても、ここにいるんだよと、おまえを見守ってるんだよと、優しい視線にきゅーんとなりますハート

 

ブルーハート早川篤 (鳳月杏)

眼鏡ちなさま、素敵・・・!!!ラブラブ

幽霊になった神崎を直接見ることができる唯一の人間です。

シャーロック・ホームズにもシティハンターにも負けない名コンビと、公演を控えた(他組だけど)演目の宣伝は欠かしませんニヤリキラキラ

この物語の真のヒロインは、須磨子ではなく彼かもしれない・・・。

 

ブルーハート森須磨子 (天紫珠李)

神崎さんの婚約者。通称すまちゃん。 一応、ヒロイン枠?

相手役のさくらちゃんがミュージックサロン出演で不在のため、天紫珠李ちゃんが登場です。

珠城と珠李、偶然にも「珠」繋がりですね^^

『ピガール狂騒曲』ではおっちょこちょいな新人女優でしたが、今回は、射撃が得意なかっこいい女性警官!キラキラ

手話が得意という一面もあり、私は手話は詳しくないですが、ほんとうに手話で会話しているような、なめらかな動きが印象的でした。

 

ブルーハート雲井老人 (汝鳥伶)

神崎が出会った先輩幽霊。決して 閻 魔 大 王 で は な い。

お金持ちで、妻のほかに愛人がいて、金目当ての人間に殺されたらしいですが・・・犯人グループの最後のひとりが見つからないので成仏できずにいるとか。

でも、真実を見抜く鏡とか持ってそうー。嘘ついたら舌ぬかれそうー。(だから閻魔大王じゃ・・・)

そういえば、今作には、閻魔大王と黄泉の帝王が揃ってるんですね。

 

ブルーハート天乃愛 (白河りり)

神崎と須磨子の友達で、耳が聞こえない、聾唖の少女。

あまり深くはストーリーに関わってこないものの、かなり重要な役割を担っている少女です。

不幸なことに、交通事故に巻き込まれ、幽霊となってしまいます。

「幽霊なら、しゃべれるよ~~ルンルン

か わ い い ピンクハート

美声と評判のりりちゃん。

今回も、雲井のじいちゃんと二人で『切手のないおくりもの』を歌ったり、フィナーレでは、パレードのエトワールに代わるポジション、カーテンコールの挨拶のオープニングを飾るソロ歌唱を披露してくれましたラブラブ

もっと聴いていたい・・・。

 

最後に愛ちゃんが神崎に語るセリフ、「おまえは幸せだったか?」「おまえは誰かを幸せにしたか?」がじわじわときますねアセアセ

 

 

そして。

今回も強烈な存在感を放っている白雪さち花さん!!

なにやら裏がありそうな薄汚れたコソ泥ですが、おや、意外といいやつ・・・!?

 

しかし、実行犯の経堂課長(光月るう)は、悪い役ニヤが似合いますね~。

 

紫門ゆりやさんは、先に殺された刑事の役なのですが、生前、経堂課長の妻である元カノをめぐって、課長ともめていましたアセアセ

この元カノが、めちゃくちゃ綺麗で・・・!!!

(蘭世惠翔さん、娘役になっても、やっぱり、美しい・・・)

実際の死因は色恋沙汰とはまったく別関係だったのですが、美人をめぐって色恋沙汰でもめるキザな男の役が似合う!!!ラブラブ

それより、課長はこの若くて綺麗な妻を一体どこで見つけてきたんだ!?

 

嫌味な成金野郎、毬村主任(輝月ゆうま)は高級カフェのスティックシュガーをくすねる小悪党なんですが、まさか、、、それが伏線になっていたとは!!!ハッ

熱血の佐山刑事(英かおと)のガンマニアぶりも・・・。

この佐山の熱血ぶり、若手時代の珠城さんみたいで、いいですねラブラブ(あの、血の気の多い感じの・・・)

 

それと、公園で弾き語りしている春海ゆうさんですね。

もしかして、ギター、当てぶりじゃなくて本当に弾いている??

何度か手元がアップになったのですが、まるで実際に弾いているみたいに手元が動いていて・・・当てぶりにしては演奏とピッタリ合っているような・・・だとしたら、いえ、たとえ当てぶりの演技だとしても、相当練習されたのでは?と思いました。見せ場といったらそれくらいしかないけど(失礼)見事でしたキラキラ

 

ただ、中井署長(朝霧真)は最後までポンコツでしたねアセアセ (※あくまで役柄の話です)

研10…いや、3月から107期生が入ってきたので研11? まさかこの学年でハゲ親父の役をやるとは。。。

「できる女」漆原副署長(晴音アキ)が異動してきたのも、署長のポンコツをフォローするためかな?

 

 

神崎と早川のタッグで事件の謎を紐解いていき、須磨子の助けも得て、ついに真相に辿り着きます。そして、いよいよ、本当の別れのときが・・・アセアセ

 

「おまえは、幸せだったか?」

「おまえは、誰かを幸せにしたか?」

 

天国に行ける二つの質問。神崎は、自信を持って、YESと答えます。

神崎がいなくなっても、きっと、彼は遠いところから早川や須磨子たちのことを見守り続けていてくれている。それが、愛、なのだと。

 

 

いい話やなーーーえーんアセアセ  ちょっと泣いてしまったわ。

 

 

お芝居が終わり、簡単なショーのあと、最後に、おなじみのカーテンコールルンルン

珠城 「みなさま、見えてますか~?」

(作中では幽霊だったのでね、早川にしか見えていなかったので・・・)

 

珠城 「(1月の)スペシャルライブで好評だった、ハートを客席に投げるというのを、やります!」

受け取る役のお手本は、ちなつさんです。

珠城 「これでもくらえ!」

鳳月 「ウッ・・・」

まずは客席に、それからカメラに向かって。

そして最後に、出演者に向かって。

熱いハートをくらってウッという表情をする汝鳥伶さん、はねかえしてくる京三紗さんの表情がいいねニヤリグッ

お返しに、ちなつさんの掛け声で、みんなから、珠城さんへハートを投げますよ!!

鳳月 「これでもくらえ!」

珠城 「ウッ・・・」

みなさんの愛、受け取りましたよ~と珠城さん。さすが、愛されてるね!

 

そういや、アンコモチコキナコって、名前のインパクトの割に、あんまり活躍の場がなかったような…。(ぼそ

でも、キラキラした瞳の夏風季々ちゃん、かわいかった~。

 

 

(原曲は財津和夫で、NHK「みんなのうた」でも歌われた。動画は平井堅によるカバー)

 

「別れゆくあなたへ この歌を届けよう 寂しいときに歌ってほしい 遠い空からこの歌を」