病院には、種類がある。
救急を受け入れられる大きな病院。
救急は受け入れられないが、治療を行う一般病院。
リハビリなどで回復を目指す病院。
介護施設。
たまたま入院したのは、救急を受け入れられる大きな病院だった。

抗がん剤の治療を中止し、日常生活が送れなくなり入院して、1ヶ月。
この病院は、治療するための病院で、長期入院は出来ないと前から主治医に言われていた。

選択肢は、
自宅療養。
長期入院可能な一般病院。
緩和ケア病棟のある病院。

今の状態では、自宅療養は無理。

緩和ケア病棟のある病院を紹介してもらい、外来相談へ。
話によると、積極的な治療はしないと。なんかそんな言い方されると、前向きに入ろうとは思えない。ので、一旦保留。
そしたら後日、主治医のところに『あの家族は今の病状に対して理解が低い』とクレーム的な連絡が。
そもそも外来で話を聞いた時にギャップがあり、保留にしとくと伝えたはずなのに、なんでそんなこと言われなきゃいけないのか。

ってことで、緩和ケアはまた考えることに。でも、転院先は探さないと。
病院のサポートセンターへ相談。
一般病院を紹介してもらい、検討することに。と思いきや、転院先候補が受け入れられるとのことで、『すぐに転院してください。』だって。
しかも、散々相談してたサポートセンターからではなく、主治医が本人へ直接サラッと。
家族から本人にちゃんと説明もしてないのに。

サポートセンターへは、検討し連絡すると言ったのに、なぜこうなる?

主治医とサポートセンター呼び出して、話をきいても的を得ない回答ばかり。
ラチがあかないから、転院の話を受けいれることに。

長期入院は出来ないと言われてたけど、こんな急に話を進められちゃうもんかね?向こうは、散々説明したと言い張るが、家族が理解してなけりゃ、説明が足りないんじゃないだろうか?

出来る治療はやってもらったし、その点については、感謝してるが、それ以外の対応に納得出来ない。看護師も引継ぎしてんだか、してないんだか。

まぁ、今言っても仕方ないんだが。
ってことで、入院している病院の種類や施設によって違うんだろうが、今の環境がどんな環境で、どんな選択肢があるのか?
早目に考えておくべき点だったな。

参考になれば。

15日の転院の準備しなきゃな。
思うこと。

親父が膵臓癌。そんな事実からはや二年。
治療を続けているが、何が正解だったかわからない。いまからできることはないか、過去を振り返って考える。

現在59歳。過去に胃癌歴があるが、完治。その一度やめた喫煙を始め、今回の病気が発覚。当時57歳。

2012年10月3日
職場の同僚から、顔色が悪いと指摘を受けて、近くの病院へ。黄疸が出ており、すぐに入院が必要とのこと。

2012年10月4日
近くの病院では入院ができないため、紹介状をもらい大学病院へ。症状からして膵臓癌とのこと。
まずは、黄疸を改善する必要があり、胆汁を抜く処置をする。お腹に管をさし、ウンコ色の汁を抜き続ける。改善されるまでは、ひたすら抜く。お腹から管とケースをぶら下げて、しばらく食事も出来ないから、徐々に痩せたね。

その後改善が見られ検査ができる数値になったので、検査を行い、やはり膵臓癌が発覚。本人曰く、今思えば、体のダルさ、腹痛、便の色が白いなど、疑わしい症状があったが、特に気にしておらず、家族には言ってなかったとのこと。

主治医からは、現段階で手術ができるかわからないとの説明。治療に向けた検査を行っていくが、場合によっては余命が短いとの話あり。膵臓癌自体が、初期で見つかることがほとんどなく、症状が進んでから発覚することが、多いため覚悟が必要とのことだった。

精密検査の結果、手術は可能とのことで、手術に向けた準備を行う。

2012年10月25日
膵臓癌摘出手術。
無事手術ができることを祈り、手術室へ。開腹して、転移がある場合、摘出せずすぐに手術が終了する場合もあるが、幸い朝から夕方までの長丁場で、無事摘出終了。
しかし、他に転移の可能性もあると主治医より。

術後の経過を観察するため、その後も入院が続く。

2012年11月11日
術後良好のため退院。
再発防止のため、抗がん剤治療を後に開始。

ここまでに思うこと。
この頃は、膵臓癌について何も知らず、主治医に言われるがまま、手術までに至った。
手術が出来ない人もいる中で、手術できたことは少なからず、良かったとは思う。ただ、他の方法はなかったのか、もっと調べることはできたかな。
正解はわからないけど、無知ほどこわいものはない。