人生に思いっきり叩き付けられたとき。
人は小さな光でも大きく感じることが出来ることがある。
それまで
ほんの些細なことは気にせずに生きてきたのに。
風を感じることさえでも
素晴らしいと感じられるようになる。
『風って気持ちが良いものだ』と。
それが間違ってるとか
正しいとかそういうことじゃなくて、
ただなんとなく
いままで感じたことのない風。
心地が良い風。
『叩き付けられたことの反動なのか?』と思うわすような気持ち。
花が咲いていることも
お天気が良いだけでも
ただ店で流れる音楽を聴いただけでも
家族と会話できることでさえ。
友達とごはんを食べることも
ちょっと前まで当たり前だったと感じていたことも。
『なんだかあたたかいなぁ』と。
その時は
まるで
心が錆びついて
物事がすべてグレーに見えた。
『上がろう』と決めたとき。
透き通るブルーの空ようにすべてが美しく見えた。
そして
気が付いた
『無駄』ってないんだなと。
たとえば・・・
一見無駄に思えた一週間。
一見無駄に思えた13年間。
いや30年でもいい。
無駄に思えただけで
無駄じゃない。
無駄だったか無駄じゃなかったかは
自分の心が決めること。
よくこんなフレーズがあるけど、
『今までの時間は水の泡だ』
そう思ってるのは自分だけで
ちゃんと時間は進んでる。
そしてちゃんと良い方向に進んでる。
ちゃんと学んでる。
何が嫌で何が良かったのかを。
無駄じゃないってことだって思う。
いつもいい方向に必ず向かって進んでいる。
明日もみなさまに
素敵な週末が訪れますように。
kuinn。