どうして...なんで...ちょっとした注意なのに
いつも、辛い気持ちにばっかりなって
独りよがりで...嫌われて
そんな自分が嫌い!大っ嫌い!
家に居たって、外へ出たって...気持ちは決して晴れない。
家に居たら、ただ鬱々とするだけ。思い通りにならなきゃ...怒声で叫ぶ。
他人に迷惑なのは解ってる。だけど...発散なんて出来ないから。
面と向かって、不満の相手に文句なんて言えないから、ただ叫ぶだけ。
外へ飛び出しても、楽しそうにしている親子連れ。
ウィンドウショッピングを楽しむ同世代の子。
恋人同士で街を歩く光景。
長年連れ添っただろう老夫婦の微笑む姿。
すべてがほのぼのとするけど、私も微笑むけど..
心からの笑顔じゃない。
孤立・孤独...楽しい気持ちにはなれない。
こんな光景、大好きだから。だから...だから...
大好きな景色を見ても楽しくなれない、ここに居る私が、嫌いだよ。
でも、こんな時、いつも浮かんでくる。
高校生のとき、グズグズ言ってる私に、大好きな先輩がくれた言葉が。
「足掻いたってしょうがねぇよ。それが岬自身だから。大人とか皆の顔色を見ながらしか行動できないのだって、慎重だからだろ。」
「(行動する気があるけど)と(行動する気がない)のじゃさ、指示されなきゃ動かないでも、ずいぶん違うと思うよ。」
「自分を受け入れればとかっていうけど、出来ないから苦しんでる。自分が嫌い。でもそれも岬だよ。それでいいんだよ。」
「出来ないから苦しんでる。それが解ってれば、それを受け入れたようなもんだ。」
この言葉、先輩の精一杯の励ましだったのか、解ってくれてたのかは、判らない。
それでいいのかな?
もう、逢えないけど、先輩のこの言葉を胸に、頑張ってみようかな?
ありがとう。一番好きな「やっちゃん先輩」