定年退職後の失業手当はいくらもらえるの?

 

定年退職後の失業手当の手続きにハローワークに行ってきました。

再就職を希望しているため、失業保険(手当)の給付対象になるそうです。

 

失業保険や失業手当とかよくいいますが、正式には基本手当というそうです。

 

基本手当の1日あたりの金額は「基本手当日額」といわれ、離職した日の直近6か月間に支払われた賃金の1日あたりの金額(これを賃金日額といいます)の45%から80%(60~64歳の場合)で決まり、賃金が低かった人に高い率となるように定められているそうです。

 

60~64歳の賃金日額上限額は15,950円、基本手当日額上限額は7,177円となっています。(令和4年8月1日現在)

 

雇用保険被保険者としての期間が20年以上ある定年退職者の場合は、150日が最大限の日数になります。

 

仮に基本手当日額上限額の7,177円で計算すると、150日分では

7,177円×150日=1,076,550円とかなりの金額になります。

 

この基本手当を受けるためには4週間に1回、ハローワークに行って(行く日を認定日といって指定されます)失業の認定を受けることが必要です。

 

失業の認定を受けると1週間以内に指定した口座に基本手当が振り込まれます。

 

なお、最初の認定日では、定年退職の場合の待期期間7日間分を引き、求職申込日から初回認定日の28日間-7日間の21日分の基本手当が振り込まれました。

 

ハローワークでは、親切、丁寧に対応してくれますので、わからないことや困っていることは積極的に相談するといいと思います。