23-11-18

野球でも歌手でも地元出身者と聞くと無条件で応援したくなります。それはゴルフの世界でも同じで、地元出身の選手が出ると、いつもは見ないテレビを観たり、最終結果をネットなどで確認したりしています。

2020年9月に私が椿ブログで取り上げた「金谷拓実」選手(上)についてもずっと応援してきました。彼は1998年5月呉市焼山生まれの25歳。

 

5歳の時からゴルフに親しみながら小学校、中学校を地元で過ごし、高校は広島国際学園、大学は東北福祉大(松山英樹、池田勇太と同じ)に進んで、ゴルフの腕を磨いてきました。

 

大学生の時にアマチュアで出場した「三井住友太平洋VIZAマスターズ」(2019年11月) に優勝して一躍注目を集め、翌年10月プロに転向。全米オープン、全英オープンなどの出場権を獲得するまでに成長しました。

今年は「BMW日本ゴルフツアー選手権」(6月)と「フジサンケイクラシック」(9月)で優勝し、賞金併せて5200万円獲得、他にも2位2回、3位2回などの好成績で年間賞金王の一番手として注目されています。

話は変わって、我が古里江田島にプロゴルフの選手が誕生していることを最近になって知りました。名前は「谷本蓮(たにもとれん)」26歳(上)。旧江田島町の生まれです。

 

谷本選手は父の影響を受けて9歳からゴルフを始めたそうです。その時からプロになりたいという意識は持っていたので、江田島中学校卒業後は広陵高校に進学。存分にゴルフができるし、寮もあるという理由で選んだとのこと。

 

大学は大阪学院大学。そこもスポーツ選手の育成に熱心で、ゴルフでも木下稜介など多くのプロ選手を輩出している大学です。谷本選手もそこで練習漬けの毎日を送りました。

昨年9月に行われた日本プロゴルフ協会(PGA)の資格認定最終プロテスト(登別カントリー倶楽部)に出場、トータル5アンダーで合格者51人中3位の好成績でプロになる夢を実現しました。

 

プロとして初めての対外試合は今年9月の「パナソニックオープン」。これを4ラウンド+3打で終え、66位タイの成績で、初めての賞金22万円を得ました。

  (明岳市長を表敬訪問)

「今は気持ちも乗っているし、ただがむしゃらに進んでいきたい」と意気込んでいるそうです。金谷選手同様、これからの谷本選手の活躍を、皆さんも見守ってあげて下さい。

 

 次回は11月21日「呉で育った角野卓造」です。