平成31年2月5日(火)
 
「市政だよりくれ2月号」にも掲載されていますが、来る2月16日(土)
に「旧軍港周辺を巡るウォーク大会」が開催されます。

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930呉駅前をスタートして、歴史の見える丘を経由、満願寺まで歩き、
アレイからすこじまで潜水艦を見て12:30頃に呉駅まで戻ります。
 
宮原通り一帯にはたくさんの神社や寺院があります。今回は満願寺を参拝す
るだけですが、似たような名前の「萬年寺」もあります。
 
満願寺は宮原7丁目、萬年寺は清水2丁目。町名が別なので遠く離れている
ようですが、距離にして2キロ弱、歩いても25分ほどです。
 
ここでウォークに含まれる「満願寺」と含まれない「萬年寺」の両方を簡単
に紹介してみましょう。
 
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歴史の見える丘辺りを通っていると、休山の中腹に赤い五重塔などが見え
ますが、あそこが「満願寺」です。
 
旧い住宅地のあいだを縫いながら山側に向かっていくので、歩きでは少し
不便ですが、境内から一望する呉湾の風景は最高です。
 
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満願寺は812年に弘法大師が創建したとされる真言宗のお寺。広島新四国八十
八か所の46番目の札所でもあります。
 
創建以来、熊野古道へ参詣する人たちの中継地として栄えてきました。
 
2012年末に火災に遭ったため、早期復興を願って、「護摩祈禱」を行って
おり、昨年5月に無事1000座を達成しました。
 
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護摩行といえば、カープ新井選手がシーズンオフに行ってきた精神修養の
護摩行が思い出されるところです。
 
満願寺の「護摩祈禱」は毎日行っており、市民のどなたも自由に参加できま
す。護摩木は1本1000円からです。
 
次は真言宗醍醐派の「萬年寺」。広島新八十八か所45番目の札所です。
 
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四つ道路から亀山神社方面への道を700m程あがった所に建っています。
傾斜地ですが境内は十分な広さがあります。「満願寺」同様、境内からの
眺めは最高です。
 
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境内へは楼門からではなく、少し上の「医薬門」から入ります。
 
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目を惹かれるのが、朱色の楼門(上)と多宝塔です。どちらも新しい建物で
すが、なかなか立派なものです。
 
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多宝塔(上)は境内の端の一番眺めの良い所に建っています。その下は納骨
堂になっています。
 
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境内には多宝塔や護摩堂、鐘堂、書院、稲荷社、地蔵堂、大師堂などたくさ
んの建物が建っています。
 
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寒い時期ですが、街へでて呉市街を散歩するのも良いかも知れません。
気が向かれましたら、訪ねてみて下さい。