現役の頃の職場のOB会が、10月に市内のホテルであった。

参加者13名、66歳の私はまだ若い方で、
皆さん歳とられたな~、という感じだった。
  (自分のことは、タナにあげる)

そんなことで、
話すことといえば、体験した病気のことや、
自慢の健康法などが中心であった。

席上、
Nさんが、つい2週間前に病気で亡くなられたことが報告された。

他県に引っ越されていたので、全然分からなかった。
まだ70歳直前。あまりに急なことで息がつまる思いがした。

私の直属の上司として、親身になって指導してくださった。
結婚された時、自宅に招待され、
奥さんの手料理をごちそうになった。

当時大流行したボウリングに熱をあげ、
一緒にあちこちのボウリング場をハシゴして周った。

そんなことが、懐かしく思い出された。

大きな手術を経験された方も多く、驚いた。

Kさん(出席)・・・・・胃を全摘出。かなり痩せておられたが、
  東京から元気にかけつけてくださった。

Hさん(出席)、Nさん(欠席)も胃を全摘出されていた。
  最近は、医学の進歩か、胃を取っても
  元気に過ごされている方が多いようだ。

Oさん(出席)、Kさん(欠席)・・・・・・心筋梗塞。

Hさん(欠席)・・・・・・退職後視力が弱くなり、ついに全盲となる。

Mさん(欠席)・・・・・・糖尿病で両足切除。施設暮らし。

Yさん(欠席)・・・・・・腹部大動脈伏流手術。
  今は元気で、毎日グラウンド・ゴルフをされている。

Hさん(出席)・・・・・・3年ほど前、奥さんに先立たれる。

自分は幸いにも、定年後もこうして元気で生かされている。
両親は亡くなったが、家族も兄弟もそろって元気だ。

ありがたく感謝しなければならない。

とりあえず、この正月を元気で乗り越えよう。