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平成19年10月8日 西表島家族旅行

仲間川遊覧と共に、西表島の代表的な遊びが
「由布島(ゆぶじま)」の水牛車観光である。

由布島というのは、西表島の東岸にある豆つぶ位の小さい島。
周囲2kmしかない。

西表島から400mほど離れているが、海が遠浅なので歩いても渡れる。
その浅瀬を水牛車に揺られてのんびりと渡るのだ(写真上)

水牛は肉付きがよく、がっしりとした体で色艶が良い。
巨大なツノが重そうだ。

たいへんにおとなしくて力持ち。
10人ほどのお客を乗せて、黙々と車を引っ張る。

竹富町でもそうだったが、
ここの水牛車もガイドのおじさんが三線をとりだして民謡を歌ってくれる。
ついつい、いしょに口ずさむ。南国ムードが心にしみる。

水牛は、もともと水耕用に台湾から導入されたものだとか。

汗腺(汗を出す腺)がないので、常に体を冷やしておく必要があり、
仕事をしていない時はいつも池に入り、顔だけ出して、
気持ち良さそうにじっとしている(写真下)
露天風呂にでも入っている感じだ。

「水牛」という名はここからきたようだ。

水牛には、それぞれ名前がある。「海」「力」「眞子」など。

水牛も自然現象でウンチをする。
ここの水牛はウンチを海にたれ流す。

浅瀬の海のあちこちに大きなウンチのかたまりが転がっている。
不衛生に思えるが、そのうち波に洗われ、
魚がエサとしてきれいに食べてくれるのだろう。

由布島に電気を送るための電柱が、海の中に並んで立っている(写真上)
まるで水害のあとのように見える。

15分ほどで由布島に着く。

島は全体が亜熱帯植物園になっているので、
色鮮やかな花々が一年中咲き乱れている。

売店やレストランもあるので、しばらくゆっくり休憩して、
再び水牛車で西表島に帰る。

往復で1300円ほどだ。
ここでも水牛車とツーショットで写真を撮った。