24/06/25METの『蝶々夫人』 | 北野田から来たのだ

北野田から来たのだ

①旅が好き。年に3~4回程度車で道の駅に宿泊の格安旅行をしてます。 ②電車好き。 ③AV機器にも興味あり。録画好き。④安い食材で貧相にならないメニューで夕食作り。お酒は「下手の横好き」

昨日は『METライブビューイングの『蝶々夫人』を見ました。この作品は悲し過ぎてあまり見ません。今年は佐渡オペラで取り上げられます。佐渡オペラも悩んだ末に見に行くことにしました。今回は佐渡オペラとも比べたくって見る事にしました。ただ、前回の『ツバメ』で見た予告編で、頭が丸剥げの子供の人形が不気味で気乗りはしてませんでした。見て驚きました。蝶々夫人のアスミック・グリゴリアンさんの歌唱も素晴らしいけれど、人形を扱う黒子さん達の働きが素晴らしい。日本人だから「文楽の人形遣いを研究した成果か?」と思ってしまいます。あの不気味に見えた子供が生きてるかの様な人形さばきで、蝶々さんが自殺する前の子供とのやりとりで涙が浮かんで来ました。感動的な作品でした。