忘れ得ぬ歌ぱーと854「陽だまり」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


陽だまり

作詞・作曲:村下孝蔵

蝉時雨 遥か すだれごしに
水を打つ 夏の夕暮れ
石が川面を跳ねるように 
ときめいた君を想って

陽炎がゆらめく街 
この場所から遠く空を見て
ああ 君に会いたい
 今すぐに声を聴きたい

きらきら夕焼けの中 微笑みなげて
望みを祈りにかえたら
一番大事な事忘れずに 
輝いていて欲しいよ


早く会いたい たった一言
心から叫びたいよ
きっといつかはめぐり逢い
結ばれると 信じていたと

歩きだせばこの背中を
 追いかけてついてきて欲しい
ああ 僕は君一人の
ためだけのひとりぼっちさ

ひらひら花びらの舞う春の午後には
祈りを誓いにかえるよ
二人で陽だまりの中 光あつめ 
やさしさをわかちあえるさ

一番大事な事忘れずに 輝いていて欲しいよ


➡️1987(昭和62)年9月21日にリリースされた、村下孝蔵さん12枚目のシングルで、B面曲は「白い花の咲く頃」です。

また、同年10月21日リリースの7枚目の同名のアルバム(1994年11月2日再発)にも収録されています。

この曲は、1986(昭和61)年3月26日から1988(昭和63)年3月2日まで96回にわたり、30分作品のアニメとして放映された、高橋留美子先生原作のテレビアニメ「めぞん一刻」で、1987(昭和62)年10月14日の第77話から、988(昭和63)年3月2日の最終話までオープニング曲として流れていました。

ちなみに斉藤由貴の「悲しみよこんにちは」は、第1話から23話までのオープニング曲でした。

「めぞん一刻」は、もう説明は一切不要とおもいますが、ひとつだけ。

音無響子さんと五代裕作くんの年の差は、二つ違いで、五代くん(昭和36年5月4日生まれ)と私は同学年でもあり、また最初の奥さんのYさんと響子さんも同じ年(響子さん昭和34年。Yさん昭和35年)でしたので、高橋留美子作品では、一番親近感を持っていました。

もっとも私が住んでいたアパートは、一刻館みたいな奇人・変人・美人の管理人はいませんでしたけど…

この曲を今聴くと、あの当時の出来事がはっきり蘇ります。

奥さんのNちゃんと、一時期離れてしまっていたあの頃。
村下孝蔵さんのCDからこの曲が流れると、彼女の顔を見れませんね。

奥さんのNちゃんは、そんな私を見て笑っていますけどね。

あの頃から、もう32年も経ってしまいました。