忘れ得ぬ歌ぱーと799「恋文」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


恋文

作詞:吉田旺
作曲:佐藤勝

アズナヴール 流しながら
この手紙を 書いてます
秋祭に 買った指輪
小指に光ります
椅子の上には 赤い千代紙
窓のむこう 昼下りの小雨
何を見ても 貴男様を
想い出して候


熱いココア すすりながら
表書きを 書きました
夢二の絵の少女真似て
矢絣を着ています
床にはらはら 芥子の花弁
窓を染める 雨あがりの夕陽
朝に夕に 貴男様を
お慕い申し候


拙き文を 読まれし後は
焼いて欲しく候


➡️1973(昭和48)年8月20日に発売された、由紀さおりさん16枚目のシングルで、B面曲は「季節模様のセーター」

この曲で由紀さおりさんは、第15回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞を受賞しています。

作詞の吉田旺さんは、第14回日本レコード大賞・大賞受賞曲「喝采」を作詞された方です。

冒頭の「アズナブール」は、言うまでもなく、フランスの俳優にしてシンガー・ソングライターのシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour,)です。

私なんかは、シルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」の作詞者としてのイメージが強いですね。

しかしこの曲のおかげで、当時からアズナブールを身近に感じる事が出来ましたが、歌詞が難しくて…

しかし由紀さおりさんの曲が好きだった私は、ギターを覚えてからも、よく歌っていました。

昨日、アズナブールが亡くなったとのニュースがあり、ふとこの曲を思い出してしまいました。