紀元弐阡年
作詞:北山修
作曲:加藤和彦
人間やって 20年
世の中なんて 甘いもの
天国地獄 くそくらえ
あ~ 大さわぎ
神様達が 苦労して
つくった子供が 人間さ
おサルさんより えらいはず
あ~ 大さわぎ
めでたいな めでたいな
赤飯炊いて 祝おうよ
盆と正月 一緒に来たよな
あ~ めでたいな
➡️1968(昭和43)年7月10日にリリースされた、フォークルのオリジナルアルバム「紀元弐阡年」の収録曲です。
この前の年、10月15日に発売された「ハレンチ」は自主制作盤で、300枚しか制作されなかったのと、メジャーデビュー前のアルバムな為、これが初のアルバムであり、唯一のオリジナルアルバムになります。
このアルバムの収録曲は
紀元弐阡年
帰って来たヨッパライ
悲しくてやりきれない
ドラキュラの恋
水虫の唄
オーブル街
さすらいのヨッパライ
花のかおりに
山羊さんゆうびん
レディー・ジェーンの伝説
コブのない駱駝
何のために
どの曲も、後のベスト盤等でCD化されています。
この曲の出だしは「走れコータロー」によく似ていまして、この曲を弾くと「走れコータロー」と間違う奴が結構いました。
中学生の頃この曲を歌うと、フォークル世代の先生は苦笑し、それより新しい世代の先生は「好ましくない曲」として、歌っていると注意されたものです。
ただ昭和49~52年当時で、この曲を知っていた中学生はそう多くはなかったと思います。
と言うか、フォークルそのものが「忘れられた存在」になりつつありましたから、仕方ないと言えば仕方ありません。
私はこの曲大好きで、小さい頃から口ずさんでいましたが、何故か「帰ってきたヨッパライ」はダメなのに、この曲はOKと言う矛盾を味わい?ました。
まあ、当時ってそんなものですけどね。
ちなみにうちの奥さんは、この曲のみならず、多分「帰ってきたヨッパライ」以外は知らないであろう、と思っていましたが、意外や意外有名どころは知っていたと言う事実に驚いています。
やっぱり同じ年。半世紀以上の付き合いですもんね(笑)