シザーズ・カット(愛の回転木馬)
作詞・作曲:Jimmy Webb
゙If they ever drop the bomb, " you said,
"I'll find you in the flames."
But now we act like people
Who don't know each other's names.
Well, sometimes it makes me sad, you know.
Sometimes it makes me smile.
'Cause you know how the game goes, honey.
We all eat it once in awhile.
Scissors cut, paper covers rock
Breaks the shining scissor
You hurt me
I hurt her and she goes and we will miss her
Now, I look around at people
Playing children's games.
And I wonder if you're still thinking
You might find me somewhere in the flames.
Scissors cut, paper covers rock
Breaks the shining scissor
You hurt me
I hurt her and she goes and we will miss her
Scissors cut, paper covers rock
Breaks the shining scissor
You hurt me
I hurt her and she goes and we will miss her
(訳詞)「もし彼らが爆弾を落としたりしたら…」と君は言ったよね
「炎の中でも君を探し出してみせる」
でも今は名前も知らない者同士のようのようだね
そう愛は時々僕を悲しくさせるよね
そして時々僕を笑顔にしてくれる
だってこのゲームがどうなるか知っている、そうだよね
誰もが一度は経験することだから
ハサミは紙を切り、紙は岩を覆い
岩は鋭い刃を壊してしまう
君は僕を傷つける
僕は彼女を傷つけ
彼女がいなくなれば僕らは悲しみに沈んでしまう
今僕は周りの人たちを見ている
子供じみたゲームに興じている人たちを
君は今でも炎の中で僕を探し出せると
考えているんだろうか?
ハサミは紙を切り、紙は岩を覆い
岩は鋭い刃を壊してしまう
君は僕を傷つける
僕は彼女を傷つけ、
彼女がいなくなれば僕らは悲しみに沈んでしまう
➡️1981年8月25日にリリースされた、アート・ガーファンクルのソロ5枚目のアルバム「シザーズ・カット〜北風のラストレター (Scissors Cut) 」の収録曲です。
曲名に「愛の回転木馬」のサブタイトルがついていますが、歌詞を読み込むと「なるほど…」と思いますが、原題はあくまでも「シザーズ・カット (Scissors Cut) 」です。
アーティーの歌声は、サイモン&ガーファンクルの時代より美しかったですが、ソロになってからは「天使の歌声」と呼ぶに相応しく、サイモン&ガーファンクルの時代、明確にポールとの二本柱であったことが、この実力から見て取れます。
アーティーは1972年6月に、S&G解散後初めてのアルバム「天使の歌声」をリリースし、ライヴアルバムを含めて12枚リリースしていますが、私見ですが「シザーズ・カット(愛の回転木馬)」が最も美しい歌声ではないかと思っています。
シザーズ・カット (Scissors Cut) は「じゃんけん」の事で「ハサミは紙を切り、紙は岩を覆い
岩は鋭い刃を壊してしまう」は、そのものズバリ「じゃんけん」ですが、このあとの「君は僕を傷つける。僕は彼女を傷つけ、彼女がいなくなれば、僕らは悲しみに沈んでしまう」は、出口の見えない愛憎を「じゃんけん」と「回転木馬」に見立てたのでしょう。
このアルバム発売の時は、私は大学1年目でした。
Nちゃんが薄気味悪くも、アーティーの声に魅了され、このアルバムをプレゼント(LP)しましたが、私が手にしたのはCDアルバムです。
今でも1日一度は聴かなければ、身体がモヤモヤするほど好きな曲ですので、目覚めの曲として使っています(早朝出勤の時は「ダンシング・クイーン」)
そういえばアーティーは、64才でお父さんになった様です。
真似できないわ~(笑)