忘れ得ぬ歌ぱーと730「レオのうた」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


レオのうた

作詞:辻 真先
作曲:冨田 勲

輝くたてがみ とどろくいなずま
嵐をつらぬく 白い獅子レオ
いどむ夢 しあわせを
まねく朝 ジャングルに
道はてしなく 進むレオ


流れるたてがみ ひろがるサバンナ
荒野に胸はる 白い獅子レオ
ならす鐘 なかよしの
はずむ歌 ジャングルに
道たくましく 進むレオ


➡️弘田三枝子さんと「コロムビア女声合唱団」による、アニメ「ジャングル大帝」のエンディング曲です。

「ジャングル大帝」は1950(昭和25)年11月号 ~1954(昭和29)年4月号まで「漫画少年」に連載された、手塚治虫先生の作品で、あの「鉄腕アトム」よりも先に連載された漫画でした。

アフリカのジャングルを舞台に、白ライオンのレオを中心とした一家三代と「ムーンライトストーン」を巡って争奪戦を演じる人間たちの群像を描く大河ドラマですが、勿論私が生まれる前の作品ですから、漫画「ジャングル大帝」は読んでいませんし「漫画少年」そのものを知りません(昭和22年12月から昭和30年10月にかけて学童社から月刊で発行)

私が「レオ」を知ったのは、日本初のカラーアニメ(我が家は白黒テレビ。カラー放送番組は「カラー」の表示がされていた。目に悪いので青いセルロイド板を照れに貼って「カラーテレビや❗️」と喜んでいた私…)として、1965(昭和40)年10月6日 からと、1966(昭和41)年10月5日 からの「新ジャングル大帝 進めレオ!」でてした。

オープニング曲はすっかり忘れてしまってますが、この曲は子供の頃からよく歌っていました。が、YouTubeで改めて聴くと、覚えていたはずの曲とは全く違う…つまりうろ覚えのまま現在に至っていたわけです。

この曲は本当に難しいです。
私は音感については、一応折り紙つきだったんですが、大したことなかったみたいですね(笑)

それにしても「ジャングル大帝」という作品は、なんとスケールの大きな作品なんでしょう。

初出が昭和25年ですが、占領下の日本であり、焼け跡もまだまだ沢山残っていたであろう中で、あのような作品を生み出した手塚治虫先生に、改めて敬意を表したいです(勿論当時の漫画家さん全てにも)

スケールの大きな作品には、スケールの大きな曲が相応しい。

現在のアニメは、絵はキレイなんですが、スケールの大きな作品は見当たらないと感じるのは私だけでしょうか?