忘れ得ぬ歌ぱーと608「幸福のメニュー」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

幸福のメニュー

作詩:伊勢正三
作曲:南こうせつ

UFO見た見たと女房
騒ぎながら
目玉焼きをつくっている
夕日が追いうちをかけて
沈むと幸せは
家の中へ とじ込められる
どこのチャンネルも
競ってニュースを伝えると
一日もそろそろ
暮れてしまう
悲しめば損 楽しめば得
悲しめば損 楽しめば
Ah yeah


かべのシミを 隠すための
ポスターも
いつの間にか
部屋を飾ってる
これが俺の暮らしだと
決めてるうちは
幸せは このへんで
とどまってくれる
小さな悩みなら
どこかそこらの店先の
週刊誌にでも
答えてもらおう
悲しめば損 楽しめば得
悲しめば損 楽しめば
Yeah yeah yeah...

(リラリラ リラの花
リラのこと好きよ)

それにしても
このまえの四暗刻
単騎待ちは 悔しかった
ため息まじりに
明日がくれば誰もが
朝をむかえることができる
ようやく季節も
動く気配を見せると
タケノコメバルが
釣れ始める
悲しめば損 楽しめば得
悲しめば損 楽しめば
Yeah yeah yeah


soon「第2期かぐや姫」が期間限定の再結成をして1978(昭和53)年4月25日に発売したアルバム「かぐや姫・今日(かぐや姫トゥデイ)」の収録曲です。

「第2期かぐや姫」は、1975(昭和50)年4月12日、 東京神田共立講堂で行われた解散コンサートで解散しましたが、その年の8月2日~3日再結成。
1978(昭和53)年4月25日のアルバムリリースにあわせて再々結成しています。

この曲の歌詞で、私達夫婦と違うのは「麻雀」部分です(私達夫婦は麻雀をしない)

「悲しめば損 楽しめば得悲しめば損 楽しめば…」って、本当ですよね。

ありきたりの人生、生活に、出来れば少しだけスパイスを入れて、隠し味に何かを加えたら、それで充分ではないでしょうか。

よく「素晴らしい人生を送るのに、正しい宗教に帰依しなければ…」と仰っている方が散見されますが、人の人生に口出しするなかれ。
最後に決めるのは、神仏ではなく、己自身です。

夫婦って言うのは、その為に支えあって生きていくのですから。

この曲も、この頃やっと意味がわかってきました。

歌の意味がわかるのは、それだけ幸せなんでしょう。


それにしてもUFO、この頃見なくなりましたね…

奥さんのNちゃんが、一度UFOを見たいとわめいています。