作詞・作曲:伊勢正三
湘南へ帰る 人達の
顔が とてもやさしい
すこし心が 落ちついた
鎌倉すぎたあたり
なぜ 海が見たいのだろう
もう 若くもないのに
もしも 沈む夕陽に
間に合えば
ただ それだけのこと
湘南へ帰る 人達の
うでが 西日に染まり
陽やけのあとが 暖かく
Yシャツに 触れている
なぜ 海が見たいのだろう
もう 若くもないのに
海に沈む夕陽を
見とどけて
ただ それだけのこと

リアルでは発売されていませんが、かぐや姫版「22才の別れ」のB面曲でもありました。
1975(昭和50)年3月5日に、解散アルバム「かぐや姫フォーエバー」をリリースしていますが、まだまだかぐや姫人気は高かったと言えます。
「かぐや姫・今日」の収録曲は
1. 遥かなる想い
2. わかれ道
3. 赤い花束
4. 麦ふみ
5. 春の陽だまりの中で 6,センセーショナルバンド
7. きらいなはずだった冬に
8. 幸福のメニュー
9. 笑いしゃんせ 泣きしゃんせ
10. おはようおやすみ日曜日
11. 湘南 夏
12. おまえが大きくなった時
12曲中10曲に、伊勢正三さんが絡んでいるアルバムです。
この曲は伊勢正三さんの作品らしい、叙情的歌詞で、私とNちゃんが湘南に行った時は、この曲(アルバム)がリリースされる前でしたので、二人で残念がったものです。
湘南と言えば、私達は「江の島」「鎌倉」を思い出す私達ですが、この頃夏の湘南は、暴走族のメッカみたいな感じになっていました。
私も16で二輪免許を取りましたが、流石に暴走族に入りたいとは思わなかったし、憧れてもいませんでした。
暴走族の中の「アンパン小僧」って、大嫌いだったんですよね。
その後Yさんと結婚して、夏の湘南にも行きましたが、江ノ電に乗ってお寺巡りをするのが楽しさを教えて貰いました。
湘南は、何となく懐の深い、暖かい部分があります。
久しぶりに行っても、胸に抱かれる様な気がするのは、私が年をとったからでしょうか。
奥さんのNちゃん曰く「江ノ電に乗って、又行きたいね。今度は帰るの遅れても、叩かれないし」
夫婦で大笑いしました。