忘れ得ぬ歌ぱーと558「花時計」 | 遊遊のブログ

遊遊のブログ

思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

花時計

作詞・作曲:谷山浩子

赤いビーズの花 ゆびわ
小犬の絵はがき
今は忘れられた きみの
古い宝物
まわるまわる 空の花時計
まわるまわる
季節をめぐらせ
少女のひとみを
時の絵の具が
おとなに 染めていくよ



出せなかった手紙 いくつ
こわれた約束
心の部屋がふえていく
きみだけの歴史
まわるまわる 空の花時計
まわるまわる
季節をめぐらせ
少女のひとみを
時の絵の具が
おとなに 染めていく


まわるまわる
冬から春へと
まわるまわる
いつもかわらずに


すべての時代の
すべての娘の
思いを みつめている


soon1988(昭和63)年5月21日にリリースされた、谷山浩子さん14枚目のアルバム「しっぽのきもち」の収録曲です。

このアルバムは、子供向けの曲を集めており、収録曲のうち「しっぽのきもち」「おはようクレヨン」「まっくら森の歌」「恋するニワトリ」は、NHKの「みんなのうた」で使われた曲です。

谷山浩子ファンの私のマイブーム?で、昔のレコードなら、間違いなく擦りきれているであろう、イチオシのアルバムです(奥さん苦笑)

この曲は、谷山浩子さんらしいメルヘンチックな歌詞で、編曲も岡崎倫典さんが加わっているので、今日みたいに天気の良い日には、思わず口ずさんでしまいます。


私の住む釧路市には、幣舞橋を渡った突き当たりの傾斜地に、直径10mの花時計が街を見下ろしています。

日本一急な傾斜地にある花時計で、年4回の植え込みには、命綱を使って植え込みします。

花時計の横には「出世坂」

私達も幼い頃から上り下りした、昼でも薄暗い坂道ですが、旧制釧路中学校生徒の通学路。

花時計の上には、ぬさまい公園があり、今日は夫婦二人で街を見下ろしていました。

ペースメーカー装着の身には、出世坂を上るのは、かなり辛いのですが、ある程度心臓に負荷をかけないといけないみたいで、無理矢理連れてこられたものです。

それでも公園のベンチでコーラを飲むと、自然にこの「花時計」を歌っていました。

私の背中をさすってくれるNちゃん。

私が小学4年の時、アキレス腱を両足切断したのですが、その時も痛むアキレス腱をさすってくれました。

そんなことを思い出していたら、太陽が出ているのに雨が…

釧路の天気は気まぐれです。