ミスティナイト
作詞:安田義文
作曲:谷山浩子
書きかけの 手紙を
置いて立ち上がり
窓をあければ
ミスティナイト
コスモス色の
霧が降ってた
ひそやかに 街を
流れて行くよ
木々をやさしく抱くように
コスモス色の
霧が降ってた
ミスティナイト
ミスティナイト
ひとりでいるのが
惜しい夜 ああ
ミスティナイト
ミスティナイト
あなたがもしも ここに今
いればどんなに
いいでしょう
ひめやかに 白い
花の香りが
甘く漂う ミスティナイト
教えてほしい
知っているなら
傷つくこともない
悔やむこともない
そんな手紙の書き方を
教えてほしい
知っているなら
ミスティナイト
ミスティナイト
コスモス色の
霧の夜 ああ
ミスティナイト
ミスティナイト
想う心のどれほどを
言葉にすれば いいですか
手紙につづれば
いいですか

A面の「カントリーガール」は、シングル盤の録音容量の関係で、3番までの「ショートバージョン」となっており、今となっては貴重な存在です。
この曲は「カントリーガール」とは違い、曲調は谷山浩子ワールド(暗い)をそのもので、夜真っ暗な部屋で聴いたなら、中島みゆきワールドを、確実に凌駕する曲と思います。
「ミスティナイト」つまり「霧の夜」の情景ですが、霧について言えば、霧の街釧路で育った私は、歌詞の内容が理解できない所がありました。
釧路は、ロンドンと並ぶ霧の街ですが、これが意外と明るいんですよね。
確かにべたつくし、太陽は隠れるし、海水浴場はないしで腹立たしいのですが、霧=暗いではなかったです。
ですから、本州の霧と性質が違うのかな?って思ったりしますね。
この曲「カントリーガール/ミスティナイト」は、親友C,Kちゃんが亡くなって19日目にリリースされています。
ところで今日、病室にNちゃんが、小さなアルバムを持ってきました。
私達の中学・高校時代の写真で、少し色褪せていますが、私もNちゃんも、N,KちゃんもC,Kちゃんも、みんな元気そうな顔をしていました。
Nちゃんが何故、アルバムを持ってきたのか解りませんが、帰り際私に抱きつきましたが、その健康な匂いに涙しました。
私は充分過ぎる位、幸せです…