作詞:松本隆
作曲:佐藤健
まっすぐに まっすぐに
生きてきたのに
まっすぐに まっすぐに
愛してたのに 青春はわかれ道
きっと あなたは都会の隅で
私の顔も忘れるわ
週に一度の手紙も いつか
届かなくなる朝が来る
いやよ いやです
「さよなら」なんて
もう これっきり
逢えなくなりそう
裏切る事が 男の子なら
信じる事が 女の子なの
まっすぐに まっすぐに
生きてきたのに
まっすぐに まっすぐに
愛してたのに 青春はわかれ道
あれは日暮れの 河原の道ね
乱暴な手で 抱いたでしょ
とまどいながら 逃げる私に
ゴメンとポツリ つぶやいた
いやよ いやです
何故 あの時に
無理に くちづけ
奪わなかったの
旅立つ夢が 男の子なら
待つ事だけが 女の子なの
いやよ いやです
もうすぐ冬よ
寒い都会で
風邪ひかないで
そうよ 心が
凍えないよう
手編みのセーター
あなたにあげる
まっすぐに まっすぐに
生きてきたのに
まっすぐに まっすぐに
愛してたのに 青春はわかれ道
(まっすぐに まっすぐに)
生きてきたのに
まっすぐに まっすぐに
愛してたのに
青春はわかれ道
青春はわかれ道

松本隆さんが作詞をして、前年に大ヒットした太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」同様、地方から都会へ旅立つ「あなた」への贈り物がタイトルとなっていますが、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」が、キリリと引き締まっているような感じなのに対して、この曲は些か冗長的かな…と思いました。
でも当時の岡田奈々ちゃんは、可愛かったので問題はないんですけどね。
昭和40~50年代始めは、田舎(地方)から都会に行く若者が多かったみたいですが、釧路市に関して言うならば、東の果てにありながら、人口が増えていたと言う、誠に稀有な街でした。
私達も地元で就職する気満々でした(内地進学組は別)し、特殊な例を除けば、まぁこの曲の様な光景は、あまり無かったと思います。
そう言えば姪っ子に貰った手編みのマフラー、まるでワカメの様でした。
私の宝物ですけどね。
ちなみ奥さんのNちゃんは、全く編み物が出来ない人です。
編み機があるから、手編みは出来なくても良いんだそうです…