作詞・作曲:谷山浩子
ジャンニ
夜明け前 遠い国から
ジャンニ
ガラスの笛を吹く
少年が やって来る
ジャンニ 目をとじて
眠ったふりして
ジャンニ
わたしは 待っている
その時を ひとときを
ジャンニ ジャンニ
誰もが 待ちわびた
世界のはじまりの合図
ジャンニ
夜明け前 地平線から
ジャンニ
朝もやの 言葉を
つれて来る つれて来る
ジャンニ ジャンニ
あなたの笛の音が
すべての目をさます 朝よ
ジャンニ
ガラス窓 わたしの部屋を
ジャンニ
まぶしげな目をして
のぞいてる のぞいてる
ジャンニ ジャンニ
あなたにみつめられ
わたしも 目をさます 朝よ
(セリフ)「テーブルの上のガラスのコップも
くしゃくしゃの帽子も
めくり忘れたカレンダーも
ピアノの白い鍵盤も
まださめきらない
ゆうべの夢のかけらも
何もかもが
朝の色に染まる
あなたの
指先が 触れる時」

「たんぽぽサラダ」は
ジャンニ(朝をつれて来る人)
パセリパセリ
LADY DAISY
船
たんぽぽ食べて
SEAGULL
リカちゃんのポケット
眠りの森
悪魔の絵本の歌
地上の星座
の10曲が収録されていて、谷山浩子さんの新しい境地(暗さ脱却?)を拓いたとも、言われたアルバムでした。
毎朝この曲のように、窓を覗かれ、笛の音が響いたらたまったものではありませんが、谷山浩子さんの声に癒やされながら起きるのも、また宜しいものでして、一時期この曲を目覚まし代わりにしておりました。
結婚以来…と言うか、一緒になる前から、私の方が先に起きます。
私は仕事の関係で、3時頃に起きるときもありまして、そんな時は、私が味噌汁だけ作って、適当に朝ごはんを食べていると、匂いに釣られてNちゃん起床。
「寝てなさい」と言っているのに、早い朝ごはんに付き合ってくれています。
前は一人黙々と食べていた食事も、今は二人で食べる幸せ。
そんな幸せは、この曲がリリースされた当時にも、確かに味わっていた筈ですが、今はすっかり忘れてしまった様です。
でも、朝起きた時に、奥さんの顔があるのは、安心しますね。