忘れ得ぬ歌ぱーと367「アルプスの少女」 | 遊遊のブログ

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アルプスの少女

作詞:千家和也
作曲:筒美京平

朝もやの牧場を 吹く風に
スカートの裾が ひるがえる
駄目よ あの人に見られたら
恥ずかしいわ
恋してる
アルプスの少女

ちぎれ雲 見てたら
足もとのほし草が
膝をくすぐるの
駄目よ あの人に知られたら
照れくさいわ
恋してる
アルプスの少女

お昼になったら 馬車が来る
馬車が来る 私と話に彼が来る

倖せになろうと とりかえた
おそろいの指輪 薬指
駄目よ あの人の指でなきゃ
はずせないわ
恋してる
アルプスの少女

駄目よ あの人に逢えないと
泣いてしまう
恋してる
アルプスの少女

日暮れになったら
馬車が来る 馬車が来る
私を迎えに彼が来る

倖せになろうと とりかえた
おそろいの指輪 薬指
駄目よ あの人の指でなきゃ
はずせないわ
恋してる
アルプスの少女
ラララララ ラララララ
ラララララ ラララララ…


soon1973(昭和48)年10月15日にリリースされた「わたしの彼は左きき」に続く、6枚目のシングル曲で、B面は「ヘイ・ミスター」

初めて聴いた時は、麻丘めぐみさんの可愛らしさに、何も思わなかったのですが、中学生になると「どこがアルプスの少女やねん!」と思うようになり、里子先のN,Kちゃんによく窘められました。

彼女はこの曲が好きだったようで、里子先のお母さんと共に、よく歌っていたのを覚えています。
1974(昭和49)年1月6日~12月29日まで、かの有名な「アルプスの少女ハイジ」が放映されていますが、その3ヶ月前のリリースですから、何かしら関連でもあったのかも知れません。

勿論私は、アルプス=ハイジでありまして、イメージするアルプスは、日本アルプス、急行アルプス、特急北アルプスなのです。

中学生の時、里親一家と共に、松本、上高地に行きました。N,Kちゃんは文学少女で、高村光太郎と長沼智恵子が上高地に泊まった事で、もの凄く興奮していました。

私も「智恵子抄」位は読んでいましたから、部屋では、疲れてぐっすりの両親を尻目に、朝まで話し込んだものでしたが、翌日の安房峠からの絶景は、全く覚えていません。

その時買った「河童の涙」とキーホルダーをNちゃんとC,Kちゃんにあげましたが、Nちゃんが未だに持っていたのには驚いたものです。

それを手にして、思わずこの曲を歌うと、意味ありげに笑うNちゃんでした。