おやすみ
作詞・作曲:谷山浩子
おやすみぼくの 大好きな人
遠くはなれて 会えないけれど
おやすみぼくは あなたのことを
想っているよ どんな時でも
淋しくないか ひとりの夜は
話す相手は いるのだろうか
おやすみ今夜 あなたのために
灯りをひとつ ともして眠るよ
おやすみぼくの 大好きな人
遠い窓辺で 祈っているよ
おやすみぼくは あなたのために
ほほえみひとつ あげられないけど
淋しくないか ひとりの夜は
暗い夜道で 迷っていないか
おやすみ今夜 あなたの夢の
かたすみにでも はいれるものなら
淋しくないか ひとりの夜は
ひざをかかえて 泣いてはいないか
おやすみぼくの 大好きな人
今夜また とどかない子守唄

この曲は聴く度に、シンミリとしたもので、絶対中島みゆきより暗いのが「谷山浩子」です(笑)
昭和57年と言えば、大学3年目に突入。
やる気はなかったのですが、何とか教養課程はクリアしました。
Nちゃんとの仲は、この頃が一番だった様な気はします。
ところがところが、Nちゃんの両親と、里親が画策して、Nちゃんのお見合いが静かに進行していたらしく、Nちゃん激怒。
そのとばっちりは、当然私にやって来まして、私は里親宅を出ることにしました。
そんな時に、ボロプレーヤーで聴いたのが、この曲でした。
アルバム「眠れない夜のために」の収録曲は
もみの木
すずかけ通り三丁目
風を追いかけて
パステルウェザー
カントリーガール
おやすみ
真夜中の太陽
地上の星座
風になれ-みどりのために-
不思議なアリス
鏡よ鏡
銀河通信
と、素敵な曲ばかりですが、夜に電気を消して聴くと、なかなか良いものです。
このアルバムから、レコードとCDが同時に発売されるようになりました。
先程まで、CDでこのアルバムを聴いていましたが、Nちゃんは「うわぁ…相変わらず暗っ」のひと言。
でも、優しい目で私を見つめてくれました。