忘れ得ぬ歌ぱーと281「南風の頃」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


南風の頃

作詞:村上実
作曲:山木康世

南風吹いたら 流れ雲流れて
本棚の写真帳 色あせたまま
陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ
縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ
この町になれようと 泣き笑いおぼえて
かわらぬ生活(くらし)に季節をみつけた
僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます
昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます

南風吹いたら 吹き流し流れて
本棚の日記帳 書き残したまま
こぼれ落ちる押し花に あなたを想いつつ
足組んで ひとりぼっち ひなたぼっこ
この町になれようと 泣き笑いおぼえて
かわらぬ生活に季節をみつけた
僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます
昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます


soon1975(昭和50)年2月21日に発売された、ふきのとうのセカンドシングルです。

ふきのとうは、1972(昭和47)年、北海学園大学にて山木康世さんと細坪基佳さんと他二名で、マッド・スライド・スリムを結成したのが始まりで、1973(昭和48)年のポフコンで「夕暮れの街」で北海道大会入賞したあと、翌年9月21日に「白い冬」でデビューしました。

その後も息の長い活躍をされ「記録よりも記憶に残るグループ」として、地元に根付いた歌を沢山歌ってくれました。

この曲は、中学1年の3学期に、ラジオから流れてきましたが、細坪さんの美しい歌声に、N,KちゃんとC,Kちゃんはメロメロになったみたいで、私に盛んに歌わせていました。
2月の釧路は、南風どころか、西の風が強くて、鼻水も凍る位寒いのですが、この曲が流れると、何か気持ちが暖かくなるようでした。

ギターでも弾きやすかったので、学校でもよく歌っていましたが、当時の私の声はかなり高い声で、さださんや、細坪さんの声は楽に出せました。
今でも松山千春や、さだまさし等の歌を、当時のキーで歌えます。

しかし私がこの曲を気に入ったのは、やはり歌詞でした。

作詞の村上実さんは、ふきのとうの所属事務所、才谷音楽出版社長のペンネームだそうです。

先程まで奥さんと、ふきのとうを聴いていましたが、Nちゃんが好きな曲は「影法師」でした。

今膝枕されています。

普通は逆なんでしょうけどね。

しかし重い…