忘れ得ぬ歌ぱーと279「奥入瀬川」 | 遊遊のブログ

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奥入瀬川

作詞:竜真知子
作曲:中村清寿

奥入瀬川の冬のなごりに 雪どけ水を見ています
流れの果てにあるものは あなたと別れてひとり旅
いつか二人で地図を広げて 指でたどったこの土地を
ひとりたずねた私には 淋しい春が似合います
ぬくもりかけた 陽ざしにも
なぜか心は 染まらない
あなたのいない 寂しさが奥入瀬川を 流れてく


木立ちに残る雪の白さがめぐる季節にとけるように
私の中の想い出が 消えてゆくのはいつかしら

ぬくもりかけた 陽ざしにも
なぜか心は 染まらない あなたのいない寂しさが 奥入瀬川を流れてく

木立ちに残る雪の白さがめぐる季節にとけるように
私の中の想い出が 消えてゆくのはいつかしら

私の中の想い出が 消えてゆくのはいつかしら


soon1976(昭和51)年2月25日にリリースされた、とんぼちゃん5枚目のシングル曲です。

奥入瀬川とは、十和田湖から流れる唯一の川で、途中の奥入瀬渓流は、1928年(昭和3年)に十和田湖とともに名勝及び天然記念物に、さらに1936年(昭和11年)には十和田国立公園(現十和田八幡平国立公園)に指定され、1952年(昭和27年)には、特別名勝及び天然記念物に格上げされました。
歌人 大町桂月は
「住まば日の本 遊ばば十和田 歩けや奥入瀬三里半」
と、奥入瀬渓流の素晴らしさを詠っています。

この奥入瀬には、Nちゃんが結婚した年に、一人で行きました。

青森駅前から国鉄バスで、八甲田山のど真ん中を通って行く道路の両側の景色は素晴らしかったと思いますが、私は寝ていました。

しかし奥入瀬渓流の景色には、眠気も覚め、窓に顔をつけるように見入ってしまいます。

季節は夏でしたが、紅葉のシーズンに勝るとも劣らない景色。
あんな繊細な風景は、北海道にはありませんからね。

その後十和田湖から三沢に出て列車に乗り、恐山の宿坊に2日泊まって恐怖体験を味わい、大間港からフェリーで函館。そして10時間かけて釧路に到着と言う、なんとも訳のわからない旅をしてしまいましたが、頭の中では、この「奥入瀬川」が、ずっと廻っていました。
そして今、奥さんのNちゃんにこの話をすると「一緒に行こうよ。○ちゃんが一人で歩いた道を、一緒に歩きたい」

う~~ん…
恐山での恐怖体験も?

でも、奥さんとなら、恐怖体験もいいかな(笑)