忘れ得ぬ歌ぱーと235「花の首飾り」 | 遊遊のブログ

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花の首飾り

作詞:菅原房子(集英社)補作詞:なかにし礼
作曲:すぎやまこういち

花咲く 娘たちは 花咲く 野辺で
ひな菊の 花の首飾り やさしく 編んでいた
おお 愛のしるし 花の首飾り
私の首に かけておくれよ
あなたの腕が からみつくように

花つむ 娘たちは 日暮れの 森の
湖に浮ぶ白鳥に 姿をかえていた
おお 愛のしるし 花の首飾り
私の首に かけて下さい
はかない声で 白鳥は云った

涙の 白鳥に 花の首飾り
かけた時嘆く白鳥は 娘になりました
おお 愛のしるし 花の首飾り
おお 愛のしるし 花の首飾り


soon1968(昭和43)年3月15日にリリースされた、ザ・タイガースの5枚目のシングルで、最大のヒット曲です。

この曲は、リードボーカルを初めて加橋かつみ(トッポ)さんが担当した曲で、沢田研二(ジュリー)さんがリードボーカルを取った「銀河のロマンス」との両A面シングルです。

歌詞は、雑誌『明星』で一般から募集され、約13万通の応募作から選ばれました。

作詞者の菅原房子さんは、八雲高校定時制(当時)4年の時に友人に誘われて応募し、当時は花を摘んでの首飾り作りがはやっており(おそらく白ツメ草で)「花の首飾り」が浮かんだ時、真っ先に思い出したのがバレエ音楽「白鳥の湖」で、歌詞には花を摘む娘たちが湖に浮かぶ白鳥に姿を変える情景が登場します

北海道新聞に、メンバーでドラムスの、瞳みのるさんの談話と共に掲載されていましたが、菅原さんは、今でもお元気でおられる様です。

この曲に狂いまくった乙女は、どれだけいたでしょう。

勿論我が従姉連中もそうでしたが、その後加橋かつみさんが「失踪」した時の、従姉連中のあの騒ぎは、今でも記憶しています。

釧路の従姉は、当時9才になったばかりの筈ですが、重度の「GS病」に侵されていた一人で、手がつけられない位、病んでいました。

Nちゃんはと言うと「花の首飾り」は好きだったみたいですが、GSには興味が無かった様な…

しかし、タイガースの人気は凄かったですね。

今のジャニーズ以上だった様な気がします。

しかし「花の首飾り」は、間違いなく名曲の一つに数えられる一曲ではないでしょうか。