忘れ得ぬ歌ぱーと194「いつか冷たい雨が」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


いつか冷たい雨が

作詞・作曲:イルカ

雪が降る駅の片すみで
だれにも いたずらされない様に
うずくまっている年老いた犬
パンをあげても 見てるだけ
時が来れば汽車にのる私
泣くことの他 何もしてあげられない私

広い道路の真中で ひかれてしまった みけ猫
その上を何台もの車が 通りすぎていく
思わず目をとじてしまった 私を許してください
みんなだって そう思っていると 信じたいのです


牛や鳥やおさかなも 人間の為にあるのよ
サア残さずに食べなさい
そんな風に言うおかあさんにはなりたくありません
でも私だって 食べて育って来たのだし
虫だって 殺したこともあります

だから だから お願いです
もう役に立たなくなったら
すててしまったり 自分本位でかわいがったり
小さなオリに閉じこめて
バカにしたり きたながったり
人間だけが えらいんだ
なんて ことだけは思わないで下さい

人間以外のもの達にも もっとやさしくして下さい
同じ時を生きているのだから
朝が来れば夜も来るし
産まれて そして死んで行く
私が土になったら
お花達よ そこから咲いて下さい


soon1974(昭和49)年2月25日にリリースされた、シュリークスのアルバム「イルカのうた」に収録されていました。

さらに1979(昭和54)年9月20日にリリースされた オリコンチャート1位にもなった、ソロデビューしてから6枚目のアルバム「いつか冷たい雨が」にも収録されています。

この曲は、里子先のN,Kちゃんが「イルカのうた」(収録曲クジラのスーさん空をゆく、とんがらし、砂かけおじさん、杉の木山 、2001年ぼくの部屋、かえるの旅、おやしらず、いつか冷たい雨が、 計算違い、ひとりごと、川崎のキツネさん、さよなら)を持っていたので、一緒によく聴いていました。

アルバム「いつか冷たい雨が」がリリースされる1年前、I.Kちゃんが亡くなりましたが、N,Kちゃんに教えて貰ったこの曲を、彼女も歌っていたのを覚えています。

今日の釧路は重たい雪が降りました。

歯医者の帰りに従姉の所に行くと、姪っ子がアザラシの様に寝そべりながら、この曲を聴いていまして、ちょっとビックリ。

コイツが生まれる遥か前のこの曲を、コイツはどんな感想を持ったのかな…なんて思ったりしました。